院長の休日

嬉しい便り

 医師になってよかったと思う瞬間があります。
 毎日の診療で…
 キレイな二重ができた。
 ワキの臭いがなくなった。
 患者さんの嬉しそうな笑顔が何よりの喜びです。
 逆に…
 なかなか腫れが取れない。
 ワキのキズが治らない。
 思ったより、二重の幅が狭くなった。
 などという苦情をいただくこともあります。
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 私は、神さまでもなければ、
 神の手も持っていないので、
 100%、
 全ての方に満足していただいていると思ってはいません。
 お叱りを受けることもあります。
 これが現実です。
 美容外科医は、決して楽して儲かる職業ではありません。
 細かい作業ですし、神経も使います。
 好きでなければできません。
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 そんな毎日ですが、嬉しいお便りをいただくと元気が出ます。
 美容外科や形成外科は、
 救急医や新生児科、産婦人科のように、
 直接、人間の生命と向き合う診療科ではありません。
 私のような人間でも、
 『手術を受けて、元気になりました』
 『また、明日から元気に働きます』
 とか
 『難関の○○大学に合格できました』
 『○○に合格できました』
 というお便りをいただくと、
 本当に元気が出ます。
 どんなに疲れていても、機嫌がよくなります♪
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 人は外見ではなく中味です。
 外見で判断してはいけません。
 外見にこだわるのは、愚かなことです。
 もっともなご意見です。
 ただ、世の中の女性の大部分はお化粧をされます。
 老人ホームに入居していた、お年寄りが、
 ちょっとお化粧をしてあげたら…
 元気になったという話しも聞きます。
 医学の力を借りて、ちょっとキレイになって、
 おまけに元気になるのは、よいことだと思います。
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 強そうにしていても、人間は弱いものです。
 『運命』と割り切ろうと考えても、
 自分の『運命』を受け入れるのに、何年もかかることがあります。
 そうして、落ち込んでいる時に、
 ちょっとだけキレイになって、元気になれることがあります。
 私たちは、人の命を助けることはできませんが、
 人を幸せな気分にしたり、
 ちょっとだけでも、元気にするお手伝いができます。
 美味しいものを食べて、
 明日から、また元気に働こうという意欲がでるのと同じです。
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 人間は、どんなに頑張っても、思い通りにならないこともあります。
 ただ、頑張ったら、頑張っただけの効果が出ることもあります。
 4月は新しい人生のスタートです。
 私もそうですが、少しでも他人の役に立って、
 ああ、この仕事をしていてよかったなぁ!
 と思えるように頑張ろうではありませんか。
 嬉しいお便りをいただき、ありがとうございました♪

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