院長の休日

何とかしなければ

 何とかしなければ…
 …と思います。
 でも…
 私にできることは限られています。
 小さなクリニックの院長として、
 医療サービスを提供し、
 従業員の雇用を守り、
 家族を養っていく…
 これが最低限の仕事だと思っています。
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 今朝の朝日新聞天声人語に書いてありました。
 当事者と非当事者との間にある越えがたい深淵(しんえん)。
 そこに懸ける言葉を持ちうるのか。
 「(3・11を)ただの悲劇や感動話や健気(けなげ)な物語に貶(おとし)めてはいけない」。
 作家のあさのあつこさんが
 小紙に寄せた文の一節を、きびしく反芻(はんすう)した
 たぶん私たちも、
 言葉が枯れ葉一枚の意味も持たない壊滅状態から、
 ともに歩み出すしかないのだ。
 深淵を飛び越えたつもりの饒舌(じょうぜつ)は、
 言葉の瓦礫(がれき)にすぎないとあらためて思う
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 福島県会津若松市では、
 中止していた市職員の歓送迎会を、
 市内の飲食店の客足復旧のために、
 再開したというニュースも読みました。
 札幌のすすきのも、
 北海道の温泉地も大変です。
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 復興税よりも、
 被災地以外の人は、
 お金を使うことです。
 できれば、
 東北のものを買ってください。
 このまま経済が停滞すると、
 ほんとうに沈没します。
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 大連立にも期待できません。
 誰か…
 スーパーマンみたいな政治家が出てきて、
 ここは俺にまかせろ!
 なんて言ってくれると、
 選挙で投票したくなりますが、
 なかなか難しいです。
 できる限りふだん通りの生活をして、
 ちょっとお金があれば…
 暇な温泉地へ行ってください。

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