医学講座

第12回キャンデラユーザーズミーティング④

 今回のユーザーズミーティングで感じたことです。
 ユーザーズミーティングには、
 米国本社のCEO(社長)や
 開発担当の技術者も来日しました。
 社長のご挨拶は英語。
 技術担当者の説明も英語。
 同時通訳は無しです。
      ■         ■
 宮田先生のご発表は日本語ですが、
 宮田先生⇔米国人技術者の会話は英語です。
 これからの時代に必要なのは、
 やはり語学力だと痛感しました。
 英語の説明書や
 英文論文を読んで理解するのはもちろん、
 海外の技術者と話す能力も必須です。
      ■         ■
 もう一つ感じたのが…
 レーザー機器の進歩と
 コンピューターの発達です。
 レーザーの制御はすべてコンピューターです。
 いかにプログラムを改良して、
 適切な出力を出すかが、
 治療効果に大きく関係しています。
      ■         ■
 札幌美容形成外科で使用している、
 1998年に承認された…
 GentleLASEですら、
 機器の管理や記録は
 すべてコンピューターです。
 人の肌を治すレーザー機器は、
 レーザーの出力を、
 いかに制御するかにかかっています。
      ■         ■
 手術ロボットもありますが、
 人間の手の補助程度です。
 まだまだ…
 人間の目と手を…
 使わなくては手術はできません。
 私は…
 お肌をきれいにするレーザー機器は、
 将来、全自動になると予測しています。
      ■         ■
 最新の機器が…
 しみや肌質をチェックして、
 その肌に合わせて、
 自動的に出力を調節し、
 その人の肌に合わせた設定を、
 自動的に計算します。
 お肌のしみを
 自動的に診断して、
 治療できる時代になると思います。
      ■         ■
 今から20年前は、
 脱毛は針で一本いっぽん焼いて…
 抜いていました。
 今や…
 レーザーで…
 パシパシと焼いてくれます。
 昔とは大違いです。
      ■         ■
 将来の医師の役割は、
 いかにしみをつくらないようにするか?
 再発させないようにするか?
 その指導です。
 その人の生活習慣、
 肌以外のデーターを参考にして、
 お肌をキレイにするための、
 総合的なをアドバイスする立場になると思います。
 いつの時代になっても、
 しみを作らないようにするには、
 本人の努力が必要です。

“第12回キャンデラユーザーズミーティング④”へのコメントを見る

TEL 011-231-6666ご相談ご予約このページのトップへ