医学講座

指のけが

 昨日の院長日記で…
 指を食いちぎられて…
 爪もないのに…
 多少骨が出ていても…
 消毒して…
 アルミ箔で巻いておくと…
 指先のケガは治ります。
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 …と書きましたが、
 きれいに治したい人は、
 必ず病院にかかってください
 指のけがで…
 一番、困るのが…
 爪の変形です。
 がたがたになった爪を治すのは…
 美容整形でも無理です
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 指先は…
 点字が読めるほど神経が発達しています。
 ものをつかんでも…
 皮膚が破れないように…
 とても丈夫にできています。
 爪があるのも…
 指先を丈夫にするためです。
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 指先のけがは、
 指尖部損傷(しせんぶそんしょう)と言います。
 古くから…
 いろいろな手術法や治療法があります。
 新しい薬を使った治療法も出ています。
 専門は手の外科の先生です。
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 一番難しいのは…
 子どもさんの指先を切断した場合です。
 再接着という顕微鏡を使った手術もあります。
 ただ…
 血管が細いとつなげないこともあります。
 取れた指先を…
 そのまま縫い付ける手術もあります。
 composite graft(コンポジットグラフト)
 複合移植と言います。
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 将来、指や爪が変形しないように治療するのは、
 専門的な知識と技術が必要です。
 手の外科の専門家は、
 さくらんぼさんがご紹介してくださった、
 荻野利彦先生です。
 今は札幌の北新東病院にいらっしゃいます。
 指のけがは手の外科の先生です。

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