院長の休日

自分の葬儀について考える②

 本間家の葬儀は無宗教です。
 私には戒名も院号もいりません。
 宗教を否定するわけではありませんが、
 自分が信仰している宗教がありません。
 何度も言っているように、
 私はけちな男です
 死んでもただでは死にたくありません
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 死んでからもお金をもらおうというのではなく、
 どうせ火葬場で灰になってしまうなら、
 残せるものは残そうという考えです。
 臓器提供です
 私の運転免許証には、
 組織すべてを提供と書いてあります
 もちろん皮膚も提供します
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 私のようにがりがりにやせたじじいは、
 実に皮膚が採皮しにくいです
 担当するのは形成外科の先生だと思います。
 札幌市内で亡くなったら、
 市立札幌病院で採皮してほしいです
 無理かなぁ~
 私の勝手な願いです。
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 先生はやりにくいだろうなぁ~
 …と気の毒に思います。
 採皮する時に失敗して…
 皮膚に穴を開けたら…
 本間先生…
 怒って…
 化けて出るかなぁ~
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 いえいえ、
 失敗しても化けて出ません。
 スキンバンクで使う皮膚だから、
 少しくらい穴が開いていても、
 そこからドレナージされるから大丈夫です。
 他の臓器や組織も提供します。
 使えるものがあれば全部使ってください
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 私の遺影は、
 若くして死ねば、
 ホームページの手術後の写真がいいです
 そりゃ私だって、
 遺影は少しでもいい顔がいいです。
 ホームページの、
 YouTubeの動画も流してほしいです。
 お線香はいりません。
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 うるさいやつだったなぁ~
 こまかいことを言うやつだったなぁ~
 よく怒っていたなぁ~
 悪口でも何でもいいので、
 私のことをしのんで、
 みんなでわいわいやってほしいです。
 故人をしのんで話しをしてほしいです。
 ちょっとだけ涙もほしいです。
 贅沢ですね。
 祭壇などについては、
 また明日、書きます。
 お盆ですからご容赦ください。

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