昔の記憶

代ゼミの大リストラ

 平成26年8月26日、朝日新聞、天声人語です。
 代ゼミが大リストラへ
 フォーク歌手高石ともやさんの「受験生ブルース」が大ヒットしたのは1968年だった。恋もテレビも我慢させられる日々への恨み節だ。でも勉強をちっともしないので、来年はきっと予備校のブルースを歌ってる……。歌はそう結ばれる。コミカルな曲調が耳に残る
▼「3大予備校」の一つ、代々木ゼミナールがリストラを迫られている。全国に27ある拠点のうち20を閉鎖し、主な全国模試もやめる。ただならぬ規模である。高校時代に夏季講習などでお世話になったころの代ゼミの勢いが思い出される。
▼創業者の故高宮行男(たかみやゆきお)さんが20年近く前に本紙に語った話が興味深い。戦後、材木商をしていたが、ベビーブーム世代がそのうち大学受験の時期を迎えることに目を付けた。浪人生の「灰色の青春」を変えてやろうと予備校経営に乗り出す。
▼芝居と同じで、役者、小屋、出し物の三拍子をそろえる、が持論。有名講師、鉄筋の教室、授業の質の三つだ。作家の故小田実(まこと)さんも長く講師を務めた。70年代末から全国展開へ。どこに出るにも巨費を投じ、「地域一番店」とする手法をとった。
▼したたかな経営である。そのぶん大きくなりすぎ、かじを切りきれなくなったか。少子化に不況が重なり、現役志向も強まった。20年ほど前の大学入学者は現役2に対し浪人1だったが、いまや6対1という。
▼受験生は寝耳に水だろう。彼らが困らないようにすることがまず第一だ。予備校ブルースがいま以上に悲しい曲調に染まらないように。
(以上、朝日新聞より引用)
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 私たちの世代には、
 大学受験といえば、
 代々木ゼミナールと、
 旺文社の大学受験ラジオ講座でした。
 忘れられない、
 数学の勝浦捨造先生は、
 東北大学助教授から、
 代ゼミの副校長に就任されました。
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 少子高齢化は、
 予備校だけではなく、
 大学や専門学校にも影響しています。
 私の好きな言葉、
 継続は力なりも、
 代ゼミで教わったように記憶しています。
 代ゼミの競争相手、
 駿台や河合塾も少子化にはかないません。
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 美容整形も同じです。
 若い人のプチ整形だけでは、
 これからの高齢化社会ではやっていけません。
 高齢者人口が増えます。
 年金も将来が不安です。
 今年は北海道電力の料金が上がると言われています。
 電気料金が上がると、
 北海道はますます不景気になります。
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 私が繰り返し言っているように、
 女性が安心して子どもを産んで、
 安心して育てられる世の中が必要です
 安倍さんは、
 集団的自衛権には熱心ですが、
 中国や韓国とは仲が悪いようです。
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 私は隣人とは仲良くして
 ANAのAnother skyという音楽にある、
 あんしん、
 あったか、
 あかるく元気!
 …が好きです。
 代ゼミの残り7校が無くならないで欲しいと願っています。

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