医学講座

唇裂の手術法2018

 第36回日本頭蓋顎顔面外科学会札幌
 …で勉強したことの続きです。
 形成外科で扱う疾患に、
 唇裂、
 唇顎裂、
 口蓋裂、
 唇顎口蓋裂
 …があります。
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 赤ちゃんに異常があったら
 第56回日本形成外科学会②
 …などの院長日記でご紹介しています。
 私のように開業した形成外科医が手術をすることはありません。
 大きな病院の先生が入院して手術をします。
 赤ちゃんの一生を左右する大切な手術です。
 誰にどんな手術法で手術してもらうかで、
 結果が大きく違います。
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 2013年4月3日の院長日記に書きました。
 私が唇裂の手術をしていた頃は、
 Millard法(ミラード法)でした。
 今はFisher法(フィッシャー法)の施設が増えているようです。

 2018年10月の
 第36回日本頭蓋顎顔面外科学会で発表を聞いたところ、
 フィッシャー法の施設が増えていました。
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 2013年4月に心配されていたことです。
 Fisher法では組織切除量が多く…
 将来、変形を起こす原因となる

 私が今年見た結果では、
 患側の鼻孔が小さい患者さんが多く、
 将来、鼻を治す時に、
 組織量が足りなくなると思いました。
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 フィッシャー法
 …を改良して、
 きれいな結果を出している先生もいました。
 唇裂の赤ちゃんが生まれたお母さんは大変です。
 ネットでたくさん検索されることと思います。
 私が学会で見つけた、
 上手な先生は、
 意外なところにいらっしゃいました。
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 院長日記でご紹介はしませんが、
 もし私が見つけた、
 上手な先生を知りたければ、
 相談フォームから送信してください。
 唇裂の手術は、
 医師も歯科医師も手術をすることができます。
 私は歯科医師ではなく、
 医師で日本形成外科学会専門医をおすすめします。
 意外なところに上手な先生がいらっしゃいました。

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