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札幌美容形成外科院長の日記

二重埋没法

2007年1月19日

 例年1月〜3月までは二重の手術が多い時期です。埋没法はもっとも一般的な二重の手術ですが、術者によって方法はさまざまです。糸をかける部位も瞼板法・瞼板上端法・挙筋法と大きく3通りがあります。ちょっとした糸の結び方や締め具合で形が変わります。埋没法は糸が外れたり、切れたりして二重が消えてしまうという誤解があります。現在使用している糸は、ナイロン糸という異物反応が少ない丈夫な糸です。切れることはまずありません。埋没法は熟練した医師がすると二重の消失率は5〜10%です。逆に言うと90%以上の方は生まれつきの二重と同じ構造を手に入れ一生涯ラインは消失しません。
 二重手術を希望なさる方はアイプチやメザイクで二重を作る習慣があるので、ラインも細かく指定なさいます。ここで注意しなくてはいけないことは、糊と糸ではできる二重が違うことです。『先生、アイプチはこのラインでつけていたので、糸はここに通してください』というご注文をいただきます。アイプチのラインと一緒の位置で糸を留めると100%と言っていい位‘ガチャピン’や‘イラン人’の目になります。
 当院では手術中にラインを確認していただきます。この時に幅が気に入らなければ変更いたします。私は数多くの経験から‘自然な二重’をお薦めするのですが、どうしても幅を広くして欲しいと言われるお客様がいらっしゃいます。‘お客様は神様’ですからお客様のご指示通りに仕上げます。幅の広い二重にした時は、落ち着くまでかなりの時間を要します。
 平行型の二重を希望なさる方もたくさんいらっしゃいます。埋没法だけで平行になる方もいらっしゃいますが、蒙古ひだが強い方は目頭切開をしないとキレイな平行二重にはなりません。アイプチでつくからといって糸でも簡単に平行二重にできるわけではないのです。二重手術は奥の深い手術です。眼瞼下垂があるのに埋没法を繰り返してもキレイな二重にはなりません。おじさん先生の意見も参考にして手術を受けてください。経験に基づくアドバイスはあなたのために申し上げているのです。


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