
妊娠中・授乳中に手術が可能かどうか?のお問い合わせをいただくことがあります。厚生労働省や製薬メーカーが出している医薬品の添付文書には、『妊娠中の投与に関する安全性は確立していないので、妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること』と記載されています。
一般的に美容外科・形成外科の手術は緊急性がないので、妊娠中や授乳中には手術をいたしません。ケガをした場合やおできが感染したような場合は、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ手術をいたします。実際の危険性は極めて少ないのですが、私は慎重派です。
二重埋没法の手術でも、手術後には抗生物質の内服を行います。簡単なプチ整形でも手術は手術です。生まれてくる子供さんに万一のことがあっては大変です。
赤ちゃんがお母さんの子宮で育つ時、一番大切な時期が妊娠早期です。生理不順の方でしたら、生理がすこし遅れたかしら?という時期に、体の大切な部分が形成されます。
ですから、妊娠反応が陽性になって妊娠間違いなしと気がついた時には、すでに赤ちゃんの大切な器官ができています。妊娠する可能性がある女性は、いつも自分のことと同じように赤ちゃんができた時のことも考えていただきたいのです。
授乳中のワキガ手術や陥没乳頭手術については、明日以降に順次記載いたします。
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