
今日、札幌西社会保険事務所から保険証ができたので取りに来てくださいと電話がありました。医療法人札幌美容形成外科の保険証ができました。
私がはじめていただいた保険証は北海道大学の保険証でした。助手以上の先生は文部教官だったので、国家公務員共済組合の組合員証。看護師(当時は看護婦)さんは文部技官。私たち研修医は北海道大学の非常勤職員。任期は一日で日々これを更新するという、わけのわからない雇用でした。
当時(昭和55年)は保険本人は自己負担ゼロ。外来でお薬をいただいても、入院してもお金はかかりませんでした。北大病院は院外処方箋だったので、お向かいの‘あさみ薬局’によくお世話になりました。
私たち医師は医師免許取得後に保険医の登録をします。北海道知事から保険医登録票と国民健康保険医登録票をいただきました。当時の北海道知事は堂垣内尚弘さんでした。保険医になると講習があり、一応保険に関することを一通り習います。ただ実際に開業するまで知らないことがたくさんありました。
保険証には記号と番号がついています。記号はその企業の記号。番号は順番に1からはじまります。私は知らなかったのですが、番号1が社長さんです。医療事務をなさっていらっしゃる方には常識なのでしょうが、保険医を25年以上もしていたのに知りませんでした。というか記号にも番号にも興味はなく、気にかけたことは一度もありませんでした。札幌美容形成外科では私が番号1です。小さな小さな中小企業ですが、はじめて社会に認められたような気分になりました。
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