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札幌美容形成外科院長の日記

アトピー性皮膚炎

2007年8月16日

 私は高校から大学まで、札幌市西区八軒(ニシクハチケン)に住んでいました。
 当時は、地下鉄東西線がなかったので、交通機関は国鉄(今のJR)函館本線の琴似駅か市営バスでした。
 琴似に来る市営バスは9番と29番という2路線がありました。
 両方とも今はありませんが、9番は大通西4丁目の秋田銀行の前から、29番は市民会館の前から出ていました。
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 琴似線のバスに乗車すると、顔や首から手まで皮膚が真っ赤な男子学生にたまに会いました。
 話したことはありませんでしたが、気の毒なくらい皮膚が真っ赤でした。ところどころ盛り上がっているところとか、白く粉をふいたようになっている部分もありました。皮膚科の専門用語で紅斑(コウハン)、鱗屑(リンセツ)、苔癬化(タイセンカ)を伴う紅斑と言います。
 彼も自分の皮膚を気にしているのか、いつも人目を気にしている様子でした。
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 今考えると、彼は重症のアトピー性皮膚炎だったと思います。
 私は皮膚科専門医ではないので、アトピー性皮膚炎の治療は行っておりません。
 市立札幌病院に勤務していた時に、皮膚科に入院治療をなさったアトピーの患者様を診る機会がありました。
 重症のアトピーは本当に気の毒なくらい、皮膚が赤く痒く(カユク)なります。
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 市立札幌病院皮膚科に入院されたアトピーの患者様は、皮膚科の先生や看護師さんから、毎日スキンケアーの方法を指導されていました。
 ベテランの婦長さん(今の看護師長さん)が『入院して軟膏の塗り方を覚えていただくだけでも、驚くほど快くなるのよ』とおっしゃっていたのを覚えています。
 その時に私は、アトピーは外用薬の使い方や生活指導でかなり改善するということを知りました。
 軟膏は薄く何回か塗ること。ベトベトにするのはよくないそうです。
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 札幌美容形成外科を受診なさる患者様にもアトピーの方がいらっしゃいます。
 眼瞼下垂症を主訴に受診される方に、アトピーによって症状が悪化している方がいらっしゃいます。
 お話しを伺ってみると、皮膚科へ行っても快くならないので、自分で東北地方の温泉へ行って治している。
 皮膚科でもらったステロイドでひどい目にあったので、外用薬は使わず漢方だけで治している。という方が複数いらっしゃいます。
 私は信頼できる皮膚科医をご紹介して、まずアトピー性皮膚炎を治すようにお話しします。上手にスキンケアーをすることで症状は必ず快くなります。
 ベテランの皮膚科医に外用剤とスキンケアーを指導していただくのがよいと思います。
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 アトピー性皮膚炎は皮膚の病気ですから、専門は皮膚科だと思います。
 高価な民間療法よりも、マメに皮膚科に通って、毎日スキンケアーをすることです。
 入院の必要は必ずしもないと思いますが、外用剤の使い分けは必要です。
 皮膚は顔でも瞼と頬では厚さも構造も違いますし、顔と背中では全く厚さが違います。


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