旅立ち日和
昨日tetsuko様からいただいたコメントです。
今日の空、きれいですね。
看取りの現場で言う、
『旅立ち日和』って、
ご存知でしたか。
今日のような、
初夏の晴れた日、
その日が近くなった患者さんが、
『こんな日に逝ってみたいもんだね、
この土地の、
一番きれいな空に昇るのは
気分のいいものだろうね』と、
笑顔で話してくださることがあるんですよ。
■ ■
人生の終わりに、
病気と向き合い、
受け入れた患者さんの言葉です。
残された者の気持ちをやわらげてくれるはず、
そんな思いでこのお話をしました。
しばらくたって、
先生、半泣きからいつもの表情に変わって、
「お義父さんもそうだったのかもしれない。
今日の空のように、
きれいな心の人だった。
空を見るたび、
お義父さんを思い出せるわ。」
■ ■
検診で伺った園の
園長先生が
長年同居していたお義父様を、
亡くされた時にかけられた
お言葉でした。
私の家内の父は、
4月の桜が満開の時に急逝しました。
毎年の命日には、
桜がとてもキレイに咲きます。
■ ■
私は医師でありながら、
看取りは、
数えるほどしか経験していません。
重い病で、
長く患う方と、
ご一緒にいると…
自分がのめり込みそうな性格なので、
看取りとは離れた
形成外科を選んだつもりでした。
■ ■
形成外科とか、
整形外科を選ぶ先生には、
患者さんの死と、
対面するのが苦手なので、
その科目を選ぶ人もいます。
いつかは対面しなければならない死は、
医療者側にとっても辛いものです。
私たち医師は、
『ご臨終です』
と申し上げると病室から去って、
死亡診断書を書きます。
■ ■
亡くなった患者さんの、
死後の処置をして、
ご遺族となられた家族へ、
慰めの言葉をかけるのは、
看護師さんです。
tetsuko様のお知り合いの
ベテランの看護師さんは、
さぞ優しい方なのだろうなぁ…
と考えてしまいました。
■ ■
先日、高校の同期が亡くなったと知らせが来ました。
高校一年の時に一緒だった男性です。
何の病気だったか?わかりませんが、
同年代の人が亡くなると、
考えさせられます。
辛いこともたくさんありますが、
こうして元気をいただくと、
頑張って元気なフリができます。
2009年6月も今日で最後です。
7月は元気が出ますように…
tetsuko様ありがとうございました。

私も昨年義父を看とりました。3月14日 午前5時41分 部屋には私しかいませんでした。毎日毎日 苦しい苦しいと 訴えていました。苦しくて尿管を外したり、点滴を抜いたりして、シーツを血だらけにしたりと、片時も目を離せない義父でした。咽頭癌で声を失い 肺気腫で 呼吸が苦しく酸素をしていました。 死ぬほど苦しいとは どんなものだろうと 思いました。せめて、声が出るならと思いました。 血圧が低下し 呼吸の間隔が段々開いてきたのでナースコールを押し 主治医を呼んでいただきました。 最期は 本当に 苦しみから逃れて安らかな顔でした。
テツコ様のコメントのように 考えられたら 素敵ですね。
私は 儀式に追われ 何も考えられる余裕はなかったです。 こんな日に旅立てたらいいね。何かの本で読んだ事があります。
私もtetuko様のコメントのように、 前向きに考えて頑張りたいと思います。
私にも 素敵な話ありがとうございました。
コメント by さくらんぼ — 2009/6/30 火曜日 @ 9:43 PM
追記
今日 たけしの番組で 鼻から脳にかけての腫瘍摘出に多くの科の先生が 携わっておられました。最初に 顔の皮膚を剥すのは形成外科医でした。 各科の連携の大切さと 形成外科の役割の大事さが 改めてわかりました。
コメント by さくらんぼ — 2009/6/30 火曜日 @ 9:52 PM
本当に素敵なお話だと思います。
自分の母が亡くなった時、今までとは違う感情がありました。
看護師としてかなりたくさんの臨終と立ち会ってきましたが、自分の家族が無くなるということがこんなものなのかといまだにつらくてなりません。
でも臨終の場に立ち会うことは決して悲しいことだけではありません。
その方の人生の最後を演出してあげることができるのは看護師です。
私は自分の母が亡くなってから介護員に最期の処置をすることはその方の人生の一番最期に立ち会えることに感謝して死後の処置をしてあげようと言えるようになりました。
tetsukoさんのお話はとても感動しました。
コメント by 函館の看護師 — 2009/6/30 火曜日 @ 9:57 PM
コンバンワ。
照れてます。
この看護師さんのお話には続きがあります。
その日が、吹雪の日なら、
「お天気が静まるまでは、故人はまだ近くにおられますよ。」
雪の朝なら、雪の朝の話を。
何とかして、ご家族のお気持ちが和らぐような言葉をさがすのだそうです。
人生の最初はみんな似ていますが、最期のときはみんな違いますものね。
私は、人生の後半のスタートを、本間先生に手伝っていただきました。
2時間半も…ありがとうございました。
眼瞼下垂の治療を受けて、容貌の悩みが軽くなっただけでなく、
中学生のころから困りものだった肩こりと首の痛みを忘れることができました。
昨年暮れに起業し、慣れない上に、予想外に多かった税務などの事務も、身体が楽になっていたおかげで、無事こなせました。(もちろん、Y会計ソフトや、優秀な税理士さん、社会保険労務士さんの手を借りて、ですが。)
実は今日は仕事で失敗して、取り返せる失敗ではあるものの、少々へこんでおりました。
日課のS-bi HPを覗いてびっくりしました。
今夜も頑張って働きます。
今から、起業を祝ってくれた方々に、暑中見舞いの原稿作りです。
いい夏になりますように。
コメント by tetsuko65 — 2009/6/30 火曜日 @ 10:32 PM
昨年の6月30日は 本間先生に山形大学病院の事件について取り上げていただきました。あれから一年になります。本当にありがとうございました。 山形は 昨日・今日と梅雨空です。今日は父と母 脳外科のMRIに出かけました。(二人とも 頭の手術してます)私はブドウ畑でピンセットで粒抜き・主人は りんごの仕上げ摘果です。
先生 今日も頑張りましょうね!!
コメント by さくらんぼ — 2009/7/1 水曜日 @ 7:06 AM