医学講座

美容外科医の生きがい

 何度か書いたことがあります。
 他科の先生には経験できない、生きがいは、
 美容外科で手術を受けられて…
 実に生き生きとなさっていらっしゃる、
 お客様から元気をいただくことです。
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 医学が発達して、どんな病気でも治せそうに思いますが…
 実際には、‘治せない病気’がたくさんあります。
 医師としてむなしさを感じることが、たくさんあります。
 病気が治らない患者さんを励ましていて、
 こちらが逆に落ち込むこともあります。
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 世の中には、80歳を過ぎても…
 どう見ても、60歳程度にしか見えない方がいらっしゃいます。
 若く見える全員が、美容外科でお直しをなさっているのではありません。
 その方の人生観やひととなりが、お顔や容姿に出ます。
 例外なく、明るく前向きな方が多いのです。
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 病院は病気の人を治すところです。
 健康な方は、人間ドックや健康診断で受診なさる程度です。
 日本の医療制度崩壊のために、
 どこの病院にも‘元気’がありません。
 経営が破綻して、倒産する病院があるくらいです。
 地方自治体には、病院が大きな‘お荷物’になっています。
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 美容外科は健康な方が相手の‘医療’です。
 ‘医業’か‘サービス業’かは、微妙なところもあります。
 ただ、‘治療’を担当させていただいて…
 こちらが元気をいただくことが、たくさんあります。
 これが、他の診療科と決定的に違うところです。
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 女性も男性も化粧品を使います。
 お化粧品という、‘商品’のおかげで…
 キレイになれます。
 もう少し踏み込んで、
 医学の力を借りると…
 化粧品ではどうしても取れなかった、シミが取れることもあります。
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 エステでは、絶対に得られない効果が得られることもあります。
 私は神の手も持っていませんし、
 医学も万能でもありません。
 ただ、ちょっとでもキレイになるお手伝いができて…
 喜んでいただけると、
 私も職員もとても幸せな気分になれます。
 これが美容外科をやっていてよかったと思える瞬間です。

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