医学講座

軟膏の成分

 ジェネリック医薬品という…
 価格が安い医薬品があります。
 最近は、
 保険証に、
 ジェネリック医薬品を希望します
 …と
 印刷してある保険組合もあります。
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 ジェネリック医薬品とは、
 同一成分のお薬です。
 薬の主成分が同じで、
 同じように効くとされています。
 ところが…
 意外な盲点があります。
 主成分以外の製法が違います。
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 とくに軟膏は、
 主成分のほかに、
 基剤(きざい)という、
 ベースになる成分があります。
 ここが、錠剤などと大きく違うところです。
 同一成分の軟膏だからといって…
 安いジェネリックに変えるのは、
 ちょっと慎重にするべきです。
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 ジェネリックの軟膏にも、
 確かに良いものがあります。
 ところが…
 同一成分でも、
 基剤が違うだけで、
 つけごごちとかが、
 まったく違うことがあります。
 当然、効果も違います。
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 軟膏は、
 主成分と基剤(きざい)で決まります。
 基剤が良いので…
 良く効く軟膏もあります。
 基剤だけの…
 白色ワセリンという軟膏もあります。
 ベテラン皮膚科医は、
 白色ワセリンの使い方が上手です。
 まみ子師長さん、
 正しいでしょうか?

“軟膏の成分”へのコメント

  1. さくらんぼ より:

    ジェネリック 先生により答がまちまちです。私のかかりつけ内科医は メーカー品とそうでないものぐらいの差があるといいますし、最近では大学病院でもジェネリックはあまり勧められなくて、処方箋に担当医師のはんこが二カ所に押してありジェネリックには 処方箋をもらうまえに医師に言わないとジェネリックにはならないので面倒臭いので今はジェネリックは飲んでいません。 骨と関節の講演会も医薬品会社主催だし、朝早くから 首から名札を下げた医薬品会社の営業の方が 医局から病棟に行くエレベーターまで追いかけて話しながら行くのを何度もみているので 医薬品会社も必死ですよね。 普通の医院にも営業の方がよく 鞄を下げてきているのを見かけます。

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