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日本美容外科学会②

 今日で日本美容外科学会学術集会が終了しました。
 今回の学会では、ライブサージャリーがあり、インタラクティブビデオというセッションがありました。
 有名な先生の手術をビデオで拝見しながら、座長とコメンテーターが討論する、新しい形式の学会発表でした。
 従来の発表方法よりも、手術法の利点・欠点がよく理解でき有意義な学会でした。
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 学会会長の蘇春堂形成外科理事長の新冨芳尚先生と蘇春堂形成外科院長の野平久仁彦先生に感謝いたします。
 また学会の運営にご尽力いただいた、北大形成外科の山本有平教授、佐々木 了(サトル)准教授、関堂 充講師はじめ、北大形成外科スタッフの皆さんに感謝いたします。
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 私も北大形成外科の医局員だった頃には、よく学会の仕事をお手伝いしました。
 医師になって最初の学会の仕事は、学会の写真係りでした。学生時代に写真部だったので、カメラは他の人より少し得意でした。
 レディースプログラムという、偉い先生の奥様の観光ツアーの写真係りもさせていただきました。
 私が撮った写真がとてもよく映っていたと、米国の有名な教授の奥様からお礼状をいただいたことも、今となっては懐かしい想い出です。
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 今日の発表で勉強になったのは、豊胸術後に硬くなったおっぱいの修正方法でした。どの先生も、ある確率で硬くなったおっぱいを経験されており、その修正に苦労されていました。
 私の師匠である、南雲吉則先生の発表では、スライドに『申し訳ございません』と大きく謝っている絵が出てきました。南雲先生でも苦労なさっていることがわかりました。
 どんな手術でも、予期せぬ経過になることがあります。その時に、どう対処できるかが、その先生の腕だとおもいました。
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 また、今日の午前中は、鼻の手術についての発表がたくさんありました。
 聖路加国際病院形成外科の大竹尚之先生、石田クリニックの石田知良先生、ヴェリテクリニックの大口春雄先生、リッツ美容外科の広比利次先生など、日本で有名な先生のご発表があり、勉強になりました。
 聖路加国際病院形成外科は、他院で手術を受け、不満足だった方の『駆け込み寺』になっているようで、難しい症例をキレイに治していらっしゃいました。
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 2日間の学会で得られた知識を、明日からの診療に役立てたいと思います。
 来年の日本美容外科学会総会は広島で行われます。

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