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院長日記一周年

 2006年10月22日から日記を書き始めて、丸一年が過ぎました。われながら、よく一年も毎日書き続けたものだと感心しています。
 実は、今日の日記を書き始めるまでは、10月25日から始めたと思い込んでいました。初期のアルツハイマーです。
 息子にも家内にも『大丈夫?』と言われる始末です。
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 この一年で実にいろいろなできごとがありました。人生で一番辛かった一年でした。
 クリニックを開業した時も、大学をクビになった時も、いろいろ大変でしたが、何とか自分で乗り切ってきました。
 昨年末に、信頼の絆を切られて、落ち込みました。
 絆を切ったのは私の娘です。私なりに教育も授けて、話しもして、しっかり育てたつもりでしたが、見事に裏切られました。
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 父親としての自信、教育者として自信、医師としての自信のすべてを失いました。
 大切に育てていたラベンダーも手放し、自宅も転居しました。
 正直に申し上げると、事業の継続を断念しようと考えたこともありました。
 今、日記を読み返してみると、いたるところに私の苦悩が出ています。
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 私が、事業の継続を断念しようと考えるほど落ち込んでいた時に、救ってくれたのは、札幌美容形成外科の職員とお客様でした。
 日記を読んだ、たくさんのお客様から声援をいただきました。
 わざわざ私を励ましに、遠方から駆けつけてくださった保健師さんもいらっしゃいました。
 友人や先輩の諸先生にも助けていただきました。本当にありがとうございました。
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 他人から見ると、順風満帆に見えるかも知れませんが、私の人生は波乱万丈です。
 よく職員に、『こんな可愛そうなオヤジはいないよなぁ!』と話しています。
 娘のことで、家内と何度も大喧嘩をしました。本当に、昨年の暮れから人生が変わりました。
 日記を書いていて、一番困ったのが、元気がない時に元気なフリをして書かなければならなかったことです。
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 私は家内に、一年365日、一日も休まずに日記を書き続ける美容外科医はいない。と豪語して書いていました。
 ところが、塩谷先生にはあっさり負けました。塩谷先生は、私のはるか上を行かれています。
 日記を書いたおかげで、自分が一年前、一ヵ月前、半年前にどんなことを考え、どんなことをして、何を書いていたかがはっきりわかります。
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 これから、どのように日記を続けられるか、わかりませんが、できる限り、本間賢一という一人の人間が生きた証(アカシ)を残したいと考えています。
 これからも、何卒よろしくお願い申し上げます。

自宅で日記を書いているところです

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