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自分が残せるもの

 私の父(84歳)が…
 毎年、年賀状が少なくなる…
 残っているのは…
 あと何人だ…
 と冬になると言います。
 武藤靖夫先生とご一緒に…
 働かせていただいていた頃にも…
 (友だち)はみんな死んじゃった…
 と淋しそうに話されていたことがありました。
      ■         ■
 今日、4月6日は…
 家内の父の命日です。
 平成5年(1993年)に、
 兵庫県三田市(さんだし)のゴルフ場で、
 急性心筋梗塞で亡くなりました。
 64歳でした。
 65歳になる23日で前でした。
 奈良県の香芝市(かしばし)に住んでいました。
 JRを定年退職後に購入した、
 新興住宅地でした。
      ■         ■
 義父の葬儀の日も…
 桜が満開でした。
 ピンクの桜と…
 火葬場の煙突から上がる…
 白い煙が対照的でした。
 北海道はまだ残雪がありましたが、
 関西では桜が咲いていました。
 毎年、春になると…
 義父のことを思い出します。
      ■         ■
 高須先生のブログで…
 シヅ先生の宝物は、
 ご子息の表彰状と知りました。
 シヅ先生はお金や宝飾には無関心
 ご自分が産まれた…
 ご子息が最高の宝物。
 何て素晴らしい女性なんだろう…
 と思いました。
      ■         ■
 私には…
 そんな宝物はありません。
 自分が亡くなった後に残せるもの…
 ドナーになって、
 役に立つ臓器があれば…
 他の人の身体の一部として…
 役立ちたいと思っています。
 でも、骨と皮しかないし…
 ボロボロで使えない可能性もあります。
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 私は美容形成外科医なので、
 私が手術した患者さんが…
 私の作品
 私が亡くなった後も…
 その方が生きていらっしゃる限りは、
 作品として残ります。
 大浦武彦先生が言われたように…
 一人一人の患者様が一つ一つの作品です。
 論文になった症例は、
 後世にも引用されると思います。
      ■         ■
 私たち美容形成外科医には、 
 美しさを求めて創る楽しみ
 があります。
 高須先生は、
 偉大な美容外科医です。
 高須先生のことを…
 たくさんの方が心配しています。
 高須先生、
 奥様のご供養のためにも…
 日本の美容外科のリーダーとして…
 ご活躍ください。
 金沢の形成外科学会でお待ちしております。


高須克弥先生(2008年)

“自分が残せるもの”へのコメント

  1. さくらんぼ より:

    先生の宝物は 先生のDNAを引き継がれた 娘さんと息子さんがいるではないですか。あと先生から幸せをいただいた作品である患者様です。
    私も無理をすると 執刀医から私の作品を壊さないでください。と叱られます。高須先生、本間先生、先生を頼りにしている患者さんがたくさんいます。頑張ってください。荻野先生傍聴報告は夜書きます。

  2. さくらんぼ より:

    明日から金沢で日本形成外科学会 ご苦労様です。
    第11回荻野利彦教授の公判傍聴をして
    今日6日 山形地裁、第3号法定にて午前10時半より行われました。
    私は道が空いていて 一時間で着いたので 一番早くから待っていました。予定では30分間の弁論と書かれていましたが、やりとりだけで、5分で終わり 大学側が人事移動などのために次回公判は5月25日の午後2時からに決まりました。 私が一人で法廷にいた時、裁判長の下に座っている女性書記官でしょうか?片足が膝より下がないように見えた若い20代くらいの松葉杖の女性の方を案内して法廷の傍聴席に座らせました。もしかしたら記者の方がくるかもしれませんと話されていました。間違っていたらごめんなさい。あの女性は 2005年に起きた医療事故の当事者だと思いました。せっかく傍聴しに来られたのに ぼそぼそと話しをしただけで終わり、私が当事者なら「誰が悪いとか、いつまでもぐたぐた 言い合いしていないで 私の脚を元通りにしてください」と叫びたくなると思いました。嘉山医学部長様は この事故がどうして起きたか、形成外科があればあの方の脚はあんな事にならなくて済んだのです。国立癌センター初代理事長挨拶で話された事を医学部長の時に話して頂きたかったです。
    新しい医学部長に期待いたしております。
    どうか形成外科を独立した科にしてください。
    同じ事故は繰り返さないでください。

  3. らずべりー より:

    本間先生には2人のご子様がいらっしゃいます。かけがえのない大きな宝物だと思います。

  4. ニコルの母 より:

    昨年9月に、出術をうけた者です。先生の「作品」と言う言葉にドッキリさせられました。今では、毎日快適な日々を送れているのも、先生が丁寧に出術をしてくださったお陰です。
    ちゃんと毎日丁寧に扱っていたかしら?無理をさせてはいないかしら?と考えさせられました。
    先生 出術をしてから毎日快適に、少しは自分の顔が好きになって、バカな犬と毎日を過ごしております。
    本当にありがとうございました

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