医療問題

私たちにできること

 未曾有(みぞう)の大災害に…
 言葉を失っています。
 こんな非常時に、
 美容整形かょ。
 そんな場合じゃないだろう…
 というご意見の方もいらっしゃることと思います。
      ■         ■
 私たちのクリニックは、
 美容形成外科が専門です。
 今から…
 災害救急病院にはできません。
 設計も違います。
 札幌には…
 負傷者もいらっしゃいません。
      ■         ■
 今回の地震と津波は、
 想像を絶する規模です。
 何と言葉をかけたらよいかわかりません。
 私たちにできることは何か…?
 考えてみました。
 この年齢で…
 被災地へボランティアで行っても…
 若い先生の邪魔になるだけです。
      ■         ■
 自分の体調を崩したら…
 それこそ周囲に迷惑をかけてしまいます。
 私にできることは、
 できる限り今までの診療を継続する。
 真面目に一生懸命働く、
 それが自分にできることだと思います。
      ■         ■
 避難所生活では、
 お風呂もシャワーもありません。
 飲み水の確保も大変です。
 そんな時に…
 わきの汗が多い人は大変です。
 ただでさえ落ち込んでいるのに…
 ますます落ち込んでしまいます。
      ■         ■
 この災害の復興には、
 人手も時間もかかります。
 被災地以外の札幌で、
 わきの汗の手術をすることで…
 将来、その人が快適に生活できるようになる。
 間接的に…
 復興のお手伝いができることになる。
 …と考えています。
      ■         ■
 厚生労働省にお願いしたいことがあります。
 今の制度では、
 保険証を持たない人の治療はできません。
 災害で保険証を紛失した人の治療は、
 保険証無しでできるようにしてください。
 自己負担分免除も、
 今の制度では違法です。
      ■         ■
 被災したお年寄りが、
 お金がなくて、
 お薬をもらえない場合…
 自己負担分免除にすると…
 歯科無料診療で、
 処罰された札幌の歯医者さんのようになってしまいます。
      ■         ■
 今回の地震の後で、
 厚生労働省から…
 正式の通達は何もありません。
 この非常時に、
 何が必要なのかを考えて…
 弾力的な規則の運用を行ってほしいです。
 被災者には、
 自己負担分免除を認めてください。

“私たちにできること”へのコメント

  1. さくらんぼ より:

    被災地では保険証なしでも診てもらえます。

    【札幌美容形成外科@本間賢一です】
    コメントをいただきありがとうございました。厚生労働省からは通達がありません。

  2. さくらんぼ より:

    無念です。あまりにも大勢のご遺体でさきほど土葬にすると発表されなんとも言えません。 函館の看護師さんご心配ありがとうございます。山形は比較的人的被害が少なかったのですが、福島とか他県からの避難者が増えています。みんな助け合ってがんばりましょう!

  3. 函館の元看護師 より:

    テレビのニュースでは、被災者は保険証がなくても診療しているとありました。どこまでそれは本当のことかわかりませんが、こんなときだから、お役所の通達より、命が救われ、治療されられないか?ただただそう思うばかりです。

    先生がおっしゃる通り、私もナースの資格を持っていても、私が被災地に対してボランティアに行っても、リウマチもあり、逆に邪魔になって迷惑をかけてしまうと思いました。
    私も今何ができるのだろう?
    今日もお店に来たお客様が、自分のお孫さんから電話がきて、関東に生鮮食料品ではないものを送ってほしいと言われたと、たくさん購入されたお客様がいらっしゃいました。

    うちのお店では、関東方面への荷物はヤマト運輸だけ可能ですが、逆に必要以上の荷物は混乱をきたし、緊急支援物資などの荷物の妨げになるので、うちでは荷物はまだ受付しないでいます。私にはできることは少ないですが、コンビニの募金箱に募金したりくらいですが、先生のブログをお借りして、コメントで頑張ろうと声を上げることはできます。

    うちのお店にある商品を荷造りまでは今のところ協力しています。それくらいしかできませんが、できることを今するのは、こんなことくらいかな?

    さくらんぼさん、ご無事ということで安心いたしました。
    ほんとにこんな時だからこそ、みんなでがんばりましょう。

  4. ゆきだるま より:

    今回の巨大地震に言葉もありません。死者、行方不明者数は日に日に増えて行くばかりです。家は流され全てを失い家族の安否さえ分からず被災された方々、さぞかし毎日不安でいっぱいの事でしょう。各国から続々と救助隊員が派遣されて来ています。少しずつではありますが復旧に向けて進んでいます。私は今回の地震で震災した県の隣県の日本海側に住んでおります。幸い被害は少ないです。でも余震が来ています。とても怖いです。避難所生活されている人は着の身着のままで逃げたことでしょう。本間先生の日記のとおり、災害で保険証を紛失された方の治療は保険証無しでも出来ることを願います。
    ソウル市民のある人のインタビューに、日本人の心の強さに驚いたらしいです(うまく書けなくてすいません)さすが先進国と言ってました。
    復興の希望を捨てず頑張って欲しいです。
    私も被災された人達に何が出来るか考えながら生活して行きたいと思います。

  5. たぬたぬ より:

    今日はありがとうございました!
    なんとか話が纏まって、手術が出来る事になりました。
    姉からは誤解で、「縁を切る」と言われましたが(泣)
    帰り道…駅前で、今回の地震の募金活動をやっていたので、
    募金してから帰りました。
    ムゴいです。哀しいです。
    偽善でもなんでもいい。それが今、私に出来る事の1つだから。
    「困った時はお互い様」って云いますからね!

  6. ゆきだるま より:

    被災地では保険証なしでも診て頂けるコメント見ました。
    よかったです。失礼しました。

  7. らずべりー より:

    テレビで、被災に遭われた方は保険証が無くても病院で診てもらうことが出来ると言っていました。今回は防ぎようのない天災(地震、津波)により負傷された方々で家が流され、保険証を持ち出す時間がなく、何とか逃げ出したが、逃げてる最中に負傷した方々もたくさんおられるのだと思います。
    銀行などは、キャッシュカードや通帳が無くても身分がわかるものがあれば、引き出し可能に。通信についての対応として、固定電話や携帯が使用出来ない地域があり、安否確認が出来ず、公衆電話を通話無料に、設置数を増やして対応していると報道で見ました。

    私が住んでいるスーパーやコンビニは12日からパンや水のペットボトルが無くなってました。次の日もありませんでした。缶詰やカップラーメンを買っていく人も多いようです。

    関東は電力の供給が不足しています。輪番停電の影響は電車減数、運休区間もあります。緊急災害のため、致し方のないことだと感じます、臨時休業や早めの閉店も多いとテレビで見ました。ラッシュ時に極端に本数を減らしたり、運休などは混雑や混乱になる為、そこは改善すべきだと思います。
    病院や在宅医療の場合は呼吸器等使用の場合もあり、いつから停電するのか、事前連絡が必要だと思います。

  8. らずべりー より:

    被災に遭われ方(宮城、岩手、福島沿岸、茨木沿岸、千葉沿岸などの被災者)は家を失い、家族を失われた方もおられます。もし治療や手術を希望された時、温かい医療が受けられるように、そのような社会の方向性であってほしいですね。

  9. さくらんぼ より:

    山形の今 名取市の火葬を上山市が受け入れています。 山形県内の自治体で35市町村のうち19市町村が救援物資の窓口設置予定がないとしたが現段階でどこになにを送っていいかわかならないためでわかり次第協力。はやく対応してください。山形県内ではヘリポートがある病院に救急患者を搬送、昨日は県立中央病院に1人、山形徳州会病院に3人搬送されました。 山形県内の温泉は被災者を格安受け付け、米沢小野川温泉、南陽市赤湯温泉、東根市さくらんぼ温泉、天童温泉、最上町赤倉温泉、飯豊町がまの湯温泉です。被災地での医療施設は燃料不足が心配され、医師など医療スタッフは不眠、不休という厳しい現状です。 みなさん、できる範囲で協力援助お願いします。

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