婦人科形成
気になるけれど、恥ずかしかったり、人にはなかなか相談しづらい。そんな悩みを抱えた方が札幌美容形成外科にたくさん来院されます。
「婦人科形成」は悩んでいても誰にも相談できない手術のひとつです。家族にも相談できず東京まで出かけて手術を受けたのに帰りの飛行機の中で出血し始め新千歳空港に着いてから救急病院に飛び込んだ大変お気の毒な方もいらっしゃいました。
症状
女性器の悩みで一番多いのが小陰唇の形態です。もともと個人差が大きい部位ですが脚を閉じた状態ではみ出した部分が大きいと次のような症状が出ます。
- 和式トイレで用をたす時に尿が飛び散り不潔になる。
- 下着にこすれて痛みが出る。
- 炎症を繰り返しているため黒ずんでしまう。
これらの悩みは他人に相談することもできず、勇気を出して婦人科の先生に相談してもまともに取り合ってもらえず恥ずかしい思いだけが残ったというお気の毒な方もたくさんいらっしゃいます。
小陰唇縮小手術法
治療法
余分な部分を手術により切除して整えます。
麻酔は局所麻酔を使いますが注射の前に前処置を行うため痛みはほとんど感じません。
左右の形を整えるために正確にラインを決めて切除します。
形を確認した上で、顔を縫うのと同じナイロン糸で縫合します。抜糸が必要ですがキズアトはほとんどわからないくらい目立たなくなります。
手術後のケアー
手術後に排尿や排泄で患部が汚れたら生理食塩水で洗っていただき軟膏をつけナプキンを当てていただきます(生理食塩水はキズにしみません!)。2週間後に抜糸します。4週間は性交渉を避けて下さい。
注意点
手術の上で最も心配されるトラブルが術後の出血です。札幌美容形成外科では丁寧に止血し術後出血を防ぎます。手術後ゆっくりお休みしていただき、出血がないことを確認してから帰宅していただきます。
VIOの無料脱毛サービス
手術当日にVIOの脱毛を一回無料で施術して差し上げます。
婦人科形成手術
160,000円+血液検査代10,000円 合計17万円 所要時間約120分 麻酔代・抜糸代含
よくあるご相談・Q&A
- Q:プライバシーは守られますか?
- A:当院は待合室も個室風に仕切られております。他の患者様と顔を合わせずにお待ちいただけます。相談はすべて個室で行います。
- Q:仕事は休まずにできますか?
- A:痛みの程度には個人差がありお仕事の内容にもよります。できれば手術日と翌日位はお休みが望ましいと思います。座った時に患部が椅子などに当たると痛いと思います。お仕事の内容をご相談ください。
- Q:手術は痛いですか?
- A:手術は局所麻酔でします。麻酔注射の前に処置をしますので、注射の痛みは軽度です。手術中は麻酔で痛みはありません。
- Q:手術後の痛みはどの程度ですか?
- A:手術終了後1~2時間で麻酔が切れます。手術終了直後に坐薬を使います。麻酔が切れると痛みがあります。院内で安静にしていただいて、痛みの程度と出血の有無を確認してから帰宅していただいています。
- Q:手術が生理とぶつかっても大丈夫ですか?
- A:生理痛が強く、辛い場合は別ですが、生理中でも手術は可能です。どうしても手術日の変更ができず、生理中に手術をする方もいらっしゃいます。生理中に手術をしてもキズが化膿することはありません。ガンの手術などは生理中でもしています。生理の量が多い場合はタンポンを使って手術をします。同じ理由で抜糸と生理がぶつかっても大丈夫です。
- Q:生理用品でかぶれていますが手術は大丈夫ですか?
- A:小陰唇肥大の方は出っ張っている分だけ刺激を受けやすいのでかぶれやすくなっています。炎症が強い時は出血が多くなるため、かぶれの治療をしてから手術をすることが望ましいです。市販の薬で治らない時は診察にいらしてください。
- Q:クリトリスの上の方まで出ていますが治りますか?
- A:一般的にクリトリス包茎(医学用語ではありません)と言われている方は、小陰唇肥大がクリトリス上部の恥骨付近まで続いています。小陰唇の部分だけを切除してもクリトリスから恥骨までが出てしまいます。当院では必要な場合はクリトリスの上の部分まで切除しています。追加料金はいただいておりませんが、切除範囲が大きいと術後の痛みも少し強くなります。
- Q:保険適応にはなりませんか?
- A:たくさんの方を手術していると保険適応にして差し上げたいほど、ふつうの女性と違う方もいらっしゃいます。大変申し訳ございませんが、現在の日本の医療制度では小陰唇縮小手術は保険適応にはなりません。
- Q:とける糸で通院不要はできませんか?
- A:『抜糸しない溶ける糸で縫合しますので術後の通院は不要です』と宣伝しているクリニックがあります。確かに抜糸の通院がないので良いように思えますがこの溶ける糸がなかなか溶けないのです!一ヵ月たってもまだ糸が残っていて、つっぱるしキズも残る可能性があります。札幌美容形成外科では顔を縫うナイロン糸で縫って抜糸もしています。この縫い方が一番きれいに治ります。