マンガでわかる美容形成外科
Chapter“13” 部分切開法二重術
二重の手術で今、最もポピュラーとされているのがまぶたに糸を埋め込む「埋没法」です。ただ、その方法もその方によって向かない場合もあります。せっかく手術を受けたのに、しばらくたってから元に戻ってしまうことがあるのです。今回はそんな方の為に「部分切開法」と「埋没法」を対比させて紹介します。
目の構造
目を開けるとき、挙筋はまぶたを引き上げ、まぶたの皮膚が重なることによって二重になります。しかし、まぶたの脂肪が厚かったり、筋肉のしっかりしてない人は一重の人が多いのです。
ココが違う埋没法と切開法
手術の様子
- 麻酔を施し、まぶたの上約8mmを切開します。手術用顕微鏡を使っているので、細密な作業も的確に行うことができます。
- まぶたの皮膚と下の組織を手術し、二重になる構造を造ります。丁寧に止血するため出血はほとんどありません。
- 切開部分を縫い合わせて手術終了。糸は髪の毛より細いので目立ちません。一週間後に抜糸をします。
アフターケアについて
- 当日
- 腫れと赤みが見られる。
- 翌日
- シャワーOK、洗顔OK。
キズは濡らしてもOKですが、こすらないで下さい。洗顔後に塗り薬をつけます。 - 1週間後
- 抜糸、メイクOK、腫れが引いてくる。
- 1~2ヶ月後
- キズの赤みが引いて完成形になる。
※3~6ヶ月の間は切開部分のくぼみが少し目立ちます。
体験者からのひとこと
腫れぼったい目がずっとコンプレックスでした。埋没法で二重になり喜んだのもつかの間、元に戻った時は目の前が真っ暗になりました。切開の手術には抵抗がありましたが腫れも少なく、手術をして良かったです。細い目を気にして笑顔に自信の持てなかった自分が嘘みたいです!
先生からひとこと
当院では目元のような緻密な作業には手術用顕微鏡を使い、丁寧に止血をしながら行っています。目元の印象でその人のイメージは大きく変わります。切開法も埋没法もそれぞれにメリット・デメリットがあり、その人によって合う術式も違います。まずは信頼できる医師を探し、本当に自分に合う手術を相談して決めることが大事です。
部分切開法二重術(両目)
160,000円+10,000円(血液検査) 170,000円
所要時間2時間