未分類
「完璧」の「璧」
平成20年12月26日、朝日新聞朝刊、
ひとときへの投稿記事です。
「完璧」は遠いけれど
最近、漢字について
「読めても、書けなくなった」
と嘆くことが多くなりました。
■ ■
12月5日付の朝刊生活面を開いたら、
見出しに「完璧な母に」とありました。
文中には「かんぺき」とルビをふっているところがあり、
この「璧」は特別な字なのかなあと思って、
電子辞書を引いてみました。
「目からうろこが落ちる」思いでした。
ふだん、
私は「璧」を「壁」と書いてきました。
しかし、辞書には「壁」とはありませんでした。
■ ■
これまで、自分だけがそう思っていたのかと、
おそるわそる夫や友人に聞いたところ、
私と同じで「えっ」という感じ。
さすがに、元国語の先生に聞くと「璧」でした。
間違いを恥ずかしいと思っていたのに、
いつしか「仲間がいた」と安心している私でした。
■ ■
字一つとっても、このように間違いはあるし、
3歩も歩けば忘れてしまうほどなので、
最近は「メモ魔」になりました。
でも紙やチラシ、新聞の端、
日記などにメモし、
あちこちに置きます。
■ ■
そのため、
探し回って時間を費やしてしまいます。
「完璧」は望んでもかないそうもありません。
今後も私らしく、
電子辞書をかたわらに置いて、
「おめでたく」生きたいと思いました。
福島県会津若松市
有馬ミトメ 主婦67歳
■ ■
お恥ずかしながら…
私も「完璧」の「璧」の字について
「璧」なのか?「壁」なのか?
意識していませんでした。
心配になって日記を見直してみました。
幸い‘かんぺき’と入力すると
→‘完璧’と変換されるので、
間違っていませんでした。
■ ■
投稿者の女性は
67歳で電子辞書を使っていらっしゃる。
すごいですね。
私の世代は紙の辞書でした。
今の電子辞書は、
医学用語、
英和辞典、
広辞苑まで
入っています。
私たちの時代には、
英和辞典と重い医学英和辞典を
持ち歩いたものでした。
■ ■
私を含めて、
最近はPCや携帯の普及で、
辞書を引くよりも、
PCや携帯で…
字を調べることが多いようです。
そして極端に少なくなったのが、
字を書く機会です。
大学入試も医学部や理系は、
国語はあってもセンター試験だけです。
■ ■
試験で字を書くのは、
小論文程度です。
そうすると、
字を書いて覚える機会が…
極端に少なくなっています。
首相が漢字を読み間違ったのを、
笑ってばかりはいられません。
漢字の書き間違い、
変換誤りには、
十分に気をつけたいと思います。
すみません。私もすぐ漢字変換にたより それも間違いだらけで送信してしまいます。 でも冬くらいはと便箋に手紙など書いていますが 、漢字が判らず?分からず?解らず ?国語辞書を引いてます。機械音痴で電子辞書の使い方が今いちで・・急いでるときは 携帯で変換してしまいます。漢字も英語も使ってないと忘れます。 今日は公立病院の脳外科でMRIの検査予約でした(年に一度) 父も 母も 頭の手術してるし頭痛持ちだし、二年は異常なしでした。異常がなくも年に二人くらい 外傷性でなくてもくも膜下出血した人が年に二人くらいいるそうですが、私の目で見ても大きい瘤が左脳血管にありました。がっくりです。まれな人にいつも入るんです。来月3DCTしてはっきりしたらまたおしらせします。
吹雪 大雪ですね。風邪と交通安全には気をつけてね