医学講座
第101回日本美容外科学会(JSAS)②
さくらんぼさんがコメントしてくださいました。
高須先生のblogを拝読し大変なんだなあとおもいました。
第101回日本美容外科学会はいろいろ大変でした。
高須克弥先生のブログに書いてあります。
高須先生のお言葉を引用させていただきます。
■ ■
2013-06-16 08:50:00
日本美容外科学会
実は
日本美容外科学会は
二つあるんです。
一つは大学病院を含むの形成外科系
もう一つは形成外科以外の開業医系
お互い仲が悪くて
いつも誹謗中傷しあっています。
この二つの学会を
仲良くさせて
一つの学会にすることは
患者様にとってよいことだと信じて
献身的な努力を重ねてきました。
学会の役目は
医学の進歩に貢献することと
医師のレベルを高めることなのです。
二つの学会を対等のレベルにして
誇りある対等合併ができるように苦節10年
まもなく
具体的な作業にかかるはずでした。
学会では
患者様のための情報として
厳格な審査のもと、優れた医師を学会認定専門医に認定しています。
僕たちが
二つの学会の認定専門医のレベルを合わせることに腐心している最中に
開業医系の日本美容外科学会でクーデターがおこり、僕を含む主要役員が解任されて流れが変わってしまいました。
学会開催に先立ち
新しい執行部の方針が送られてきました。
「今回の第101回日本美容外科学会では、審査料を払ってくれれば、出席した全ての会員に論文とか試験とか実績レポートとかいった面倒な手続きなしで面接だけで認定専門医の資格を与えます」
驚愕しました。
これでは
糞も味噌も区別がつかなくなってしまいます!
今までの日本美容外科学会認定専門医は僕が審査委員長をしており、
学会での発表や症例を吟味してベテランの優れた医師のみにしか認定専門医を与えなかったので評判が悪かったのかもしれません。
良い美容外科医を患者様に選んでいただくために作った認定専門医システムが
悪い美容外科医の商売に使われるのを危惧します。
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■ ■
高須克弥先生のお言葉通りです。
日本美容外科学会(JSAS)は変わってしまいました。
残念なことですが…
日本美容外科学会(JSAPS)との統合は…
消滅したようです。
ご子息の高須幹弥先生のブログに書かれていました。
■ ■
最後の講演は、2つの日本美容外科学会の合併はしてはならないという結論で幕。
大森系に吸収合併されて、十仁系の学会員は何も権限がなく、奴隷のように扱われるだけだと力説されていました。
ちなみに私はどちらの学会も正会員です。
どちらの学会もそれぞれの味があって勉強になるので、いつも両方の学会に参加しています。
私はただ、患者様の幸せを願って、毎日精進するだけです。
■ ■
幹弥先生はえらいです。
私も同じ気持ちです。
学会は勉強のために出席するものです。
日本美容外科学会は…
2つのまま存続するようです。
私はどちらの学会にも所属して…
これからも勉強を続けます。
“第101回日本美容外科学会(JSAS)②”へのコメント
コメントをどうぞ
とても残念ですね。高須克弥先生が解任されたとは、、、 なんでこんな事になったのでしょう。患者第一に考えればお互いのいい所を吸収しあい切磋琢磨すればよりよい医療になると思うのですが、整形外科と脳神経外科でも 脊髄腫瘍はどちらでも手術しますが、やはり 仲が悪く お互いのいい所を出し合い一緒に頑張って行こうとする姿はなかった大学病院でした。 、、、
先生は2つの学会に所属なさっているんですか。
ですから、ひと月に2回も学会があったりするんですね。
誹謗中傷…お互いに牽制でしょうか…
目指す所は患者さんの治療なのに残念ですね
6月に来札して先生に少しお直しして頂きたかったのに、
叔父が90歳と高齢だけに入院中でキャンセルになりました。
がっかり過ぎて力が抜けました。
なるほど。。
審査料を払えば面接だけで、というところを聞くと、業界も落ちたもんだなと思いました。
専門医のライセンスも、悪い美容外科の商売道具になるのでは、
受ける側は、ますます慎重にならざるを得ないですね。
【札幌美容形成外科@本間賢一です】
専門医資格は一つの目安です。形成外科専門医にもいろいろな先生がいます。