医学講座
エアウォールUV(共和)
形成外科で手術をした後は、
患部にテープを貼ります。
傷を保護するためです。
遮光目的にも使います。
赤味がある間に紫外線があたると、
炎症後色素沈着というしみになることがあります。
■ ■
私が形成外科医になった30年以上まえから、
米国3M社の…
マイクロポアカラーという…
茶色のテープを使っています。
保険適応にはならないので、
病院の売店などに置いていただきました。
ネットで売っているお店もあります。
■ ■
この肌色のテープ、
肌色なので目立ちません
…と説明していました。
確かに…
白いテープよりは目立ちませんが…
貼っているとわかります。
目立ちます。
■ ■
デパートの…
化粧品販売のお嬢様には、
顔に肌色テープは無理です。
耳たぶに貼っていたとしても…
ピアスを隠しているの…?
…と不思議に思われるかもです。
3Mのマイクロポアカラーテープ以上の製品は…
なかなかありませんでした。
■ ■
第39回日本熱傷学会(沖縄)③
…で見つけたのが、
小浦場祥夫先生が発表された…
熱傷後の炎症性色素沈着予防のためのUVカットフィルムです。
商品の開発秘話が載っていました。
簡単につけられて、
とれない「日焼け止め」
札幌美容形成外科でも取り扱いを開始します。
おすすめできるテープです。
ネットでも購入できます。
“エアウォールUV(共和)”へのコメント
コメントをどうぞ
お腹を開腹して子宮を全摘出しましたが、売店で肌色のテープを買い、半年貼るよう言われましたが 痒くて 一ヶ月しか貼れませんでした。 紫外線遮断テープをお腹に貼っても傷は綺麗になりますか?痒くなりませんか?
形成外科で出来物をとって頂いた時、茶色のテープでした。
白より目立ちませんが、肌色じゃなかったので結構目立ちました。
しかも、皮膚科・形成外科って看板を出したところに行ったのに、同僚に言ったら好奇心の目で見られました。
うーん、日本はまだまだダメですね…
韓国のようにカミングアウト出切るようになればいいのに…