わきが
わきが治療と麻酔
わきが手術の麻酔
2006年12月10日に書いた院長日記です。
私は昔から『自分が開業する時は札幌駅前で開業して、わきが手術は保険でする』と北大形成外科の同僚に言っていました。2年前に開業し、私の考えていた通りにたくさんの患者様にいらしていただいています。
形成外科勤務医をしていた頃は、一年間にせいぜい20例のわきが手術をする程度でした。大手美容外科の院長になって、今まで一年間にした数が一ヵ月以内になりました。自分で開業してからはもっと数が増えました。
■ ■
そう言えば、
JA帯広厚生病院に勤務していた頃に、
そんなことを言ってました。
札幌駅前で開業はできませんでしたが、
保険診療にこだわって手術をしています。
わきが手術は、
麻酔なしではできません。
■ ■
私がJA帯広厚生病院や市立札幌病院に勤務していた頃は、
入院して全身麻酔で手術をしていました。
中央クリニック札幌院に勤務していた時は、
局所麻酔で手術をしていました。
広範囲に麻酔をするので大変でした。
手を握る係がいて、
がんばってください
…と患者さんを励ましてくれました。
■ ■
わきが治療は皮下のアポクリン腺を破壊する治療です。
ミラドライも、
レーザーも、
手術も麻酔が必要です。
麻酔は、
手術>ミラドライ>レーザー
…の順番に必要です。
ミラドライはレベル5で強く当てると効果があると言われてます。
それだけ強力な麻酔が必要になります。
なんちゃって先生には無理です。
ミラドライを受けるなら、
ちゃんとした先生を選ぶべきです。
“わきが治療と麻酔”へのコメント
コメントをどうぞ
手を握って貰えるのは心強いです。
先生の日記を拝読して
この事にいたく感動し
私も整形外科で注射を打ってもらう時に
手を握ってくださいと
看護師さんに頼みました。
なんちゃってに
騙されないで欲しいです。
沢山の方が
本間先生の日記に行き着いて欲しいです。
【札幌美容形成外科@本間賢一です】
コメントをいただきありがとうございます。近年は人手不足で手を握る係の人がいません。なるべく痛くないように麻酔をしています。レベル5で治療するミラドライの麻酔はかなりつらいと思います。
手を握る係ですか?頼りになりますよね。私が巻き爪で爪を剥ぐ手術は局部麻酔でしたが、痛かったです手を握る係もいませんでした。あ!この院長日記、皮膚科の先生みてるみたいです。H先生脊髄腫瘍を見つけて下さり、ありがとうございました。
【札幌美容形成外科@本間賢一です】
コメントをいただきありがとうございます。開業した当時のわきが手術は局所麻酔だけで両側をしていました。患者さんはかなりつらかったと思います。手を握る係がいましたが、昨今は人手不足で手を握る係はいなくなりました。その代わり全身麻酔などなるべく痛くない麻酔をするようにしています。巻き爪の手術で脊髄腫瘍を見つけてくださるなんて神様みたいな先生です。
手を握る係、人のぬくもりの
安心感が痛みや怖さなど軽減される
ことは入院して、とてもよくわかります。
麻酔も強力になるほど患者さんの
負担も大きくなるのでしょうか。
なんちゃって先生ではなく、
ご経験が豊富な信頼できるお医者さま
と繋がりたいです。
【札幌美容形成外科@本間賢一です】
コメントをいただきありがとうございます。わきが手術は局所麻酔ですると患者さんは最初から最後まで手術の様子がわかります。腕を上げた状態で手術をするので男性はつらいと言う人が多いです。ミラドライもレベル5の強さでするにはかなりの量の麻酔薬を入れます。時間もかかります。ミラドライは最初から最後まで先生がするクリニックと麻酔は先生がして、あとは看護師さんがするクリニックがあります。看護師さんにも上手な人はいますが、やはりベテランの先生が最初から最後までするクリニックがいいです。同じ機械を使っていても内容はさまざまです。