院長の休日

Sammy通信vol.8

 お世話になっている、
 弁護士の高橋智(さとる)先生から
 Sammy通信vol.8をいただきました。
 温泉でのんびりしながら、
 読ませていただきました。
      ■         ■
 先生は札幌南高校をご卒業。
 札幌では一番の名門校です。
 今回のSammy通信では、
 その札幌南高時代ことが書かれていました。
 同世代の一人として、
 とても共感するところがありました。
      ■         ■
 堅忍不抜~札南の青春~
 というタイトルです。
 こちらからPDFファイルでご覧になれますが、
 かなり重いので、
 PCからご覧になってください。
 札幌南高で生徒会長になった時のことが
 心に残りました。
      ■         ■
 内容の一部を抜粋します。
 一生懸命準備して学校祭に臨んだが、悲しいことがあった。
 後夜祭の時、火文字に点火しようとしたが、点火しなかった。
 「今年の執行部は何をやっているんだ」と野次られた。
 その時は
 どんなに一生懸命やっても報われないことがあるのだと
 つくづく思った。
 会長の任期が終了した2学期末テストでは
 成績順位も、入学時30番位だったのに
 400番台(450人中)となり、
 生徒会長に立候補したことをひどく後悔した。
      ■         ■
 南高を卒業してすでに30年が経った。
 皮肉にも弁護士になってみて、
 一番役に立っていることは南高で勉強したことではなく、
 生徒会活動の進め方、準備の仕方、議論の進め方などで
 苦労した経験だった。
 そして何より生徒会活動で味わった挫折感は
 人間としての修養として欠かせないものだったといえよう。
      ■         ■
 同世代のおじさんの一人として、
 高橋先生とまったく同じ思いです。
 高橋先生は、
 生徒会長を終えられた後で勉強され、
 北大法学部へ現役合格されました。
 私は一浪して札幌医大へ入学しました。
      ■         ■
 浪人した時の挫折感。
 さまざまことで、つまづいた時の挫折感。
 この挫折感を味わい、
 そこでどう対処したのか…?
 という経験が役に立っています。
 手術でも同じです。
 うまくいかなかった手術や
 手術中にトラブルになった経験が
 医療の現場で役に立ちます。
      ■         ■
 3月は悲喜交々(ひきこもごも)
 いろいろな出来事がある季節です。
 第一志望に合格だけが、
 最高の人生ではありません。
 そこから、自分がどのように成長できるか?
 で、その人の人生がはじまります。
 私は自分に与えられた職務を果たし、
 少しでも人生の門出を応援したいと考えています。

“Sammy通信vol.8”へのコメント

  1. minamoto より:

    とても良いお話です。分かります。

  2. さくらんぼ より:

    いろんな経験があるからこそ どんな試練も乗り越えられたのですね。高橋弁護士さんも本間先生も・・
    私の場合病気が一番ショックでした。
    でも決して 諦めて投げ出さず あせらず 希望を捨てず頑張れば きっといい結果が出ると信じて 強い気持ちでいる事が大事だと、わかりました。

  3. 函館の看護師さん より:

    北海道の公立高校の入試が終わり、卒業を迎え新しい春がやってきますね。
    私は公立高校はあっさり落ちたので、ある意味15の春はものすごい苦いものがあり、卒業式の次の日に受験の発表でしたのでとても寒ーくて曇り空の中で初めての挫折感を感じたのを覚えています。

    でも私立高校は合格していてその高校の制服は有名デザイナーのとってもかわいい制服にあっさり開き直り逆に喜んで入学したのもいい思い出です。

    大学受験や大学生活は私にはわかりませんが、実際に将来的に身につくものってそんなもんなんではないでしょうか?

    部活だったり生徒会だったり・・・

    日も長くなってきて春がだんだん近づいてきましたので、この春挫折を味わう方や喜びを感じたり・・・いろんな形の春がやってきます。
    私も春が近いのでちょっと気持ち明るく行きたいです!!

  4. まみ子 より:

     多かれ少なかれ・・・挫折感を味わった事がない人はまず居ないでしょう。
    その後の個々の対処の仕方、人との関わり方で人生が変わると私は思います。
     
     来週の土曜日札幌で患者の「クレーム」に対する対処の講習会があります。
    しっかり勉強して「クレーム」の対処をスムーズに行える様になりたいと思い
    ます。

TEL 011-231-6666ご相談ご予約このページのトップへ