医学講座
耳の形で困ること
昨日の院長日記、
立ち耳の症例2013に、
さくらんぼさんからコメントをいただきました。
たち耳で困ったと聞いた事もないですし、
耳がない赤ちゃんや
おしりの穴がない赤ちゃんはおりました
確かにさくらんぼさんのおっしゃる通りです。
■ ■
耳がなくても…
聴力は正常な子どもさんもいらっしゃいます。
おしりの穴がない赤ちゃんは…
鎖肛(さこう)という病気です。
手術の対象になります。
いろいろな病気があります。
■ ■
耳の形はさまざまです。
日本と欧米でも考え方は違います。
欧米では…
悪魔の耳が嫌われることが多いと聞きます。
日本では…
七福神のように…
特徴のある耳を喜ぶこともあります。
■ ■
耳の形で困ることは…
幼稚園の節分で…
鬼のお面をかけられないとか…
マスクがかけられないとか…
眼鏡がかけられないとか…
その程度かも知れません。
■ ■
副耳(ふくじ)という…
小さな突起がついている赤ちゃんもいます。
日常生活で困ることはありません。
大人でもついている人もいます。
副耳は健康保険で切除できます。
K288副耳(介)切除術2,240点という手術です。
小さいうちに切除する人が多いです。
日常生活で困ることはなくても…
他人と違うところを手術で治すのも形成外科の仕事です。
“耳の形で困ること”へのコメント
コメントをどうぞ
知り会いの方の赤ちゃんだったので お見舞いに山大まで行った記憶がありますが、詳しい事もききづらく お見舞いだけおいてきました。 その方はもう成人になられ 結婚しましたが、5年くらい経つのに赤ちゃんはまだのようで心配しています。 形成外科がない山大はどの科で手術したのでしょうか?もう30年以上前です
耳がなくても聴力はあるのですか。
それは幸いですが、やはり見た目がありますよね。
耳の全てを形成することもあるのでしょうか?
多分そうですよね。
何処が悪くても困りますが、
形成外科も無くてはならないと切に思いました。