昔の記憶
お父さん、沢山の思い出をありがとう
札幌西高校の同級生、
奥田昭雄くんの通夜と告別式に参列してきました。
奥様から、
心からの感謝をこめて
というお手紙をいただきました。
「お父さん、沢山の思い出をありがとう」
急な別れだと思われるかもしれませんが、夫が癌を患い、最初の手術をしたのは一昨年のこと。翌年はリンパに転移し、今年に入ってからは抗がん剤治療を会儀なくされて…。しかし、どんなに体力が落ちても最後まで“病気を克服する”と強い意志を持ち読けて療養に励んでおりました。そのひたむきな姿は、今もこの目にしっかりとやきついております。誰もいない家に帰るのを嫌がるほど寂しがリ屋でしたから、沢山の方にお見送り頂き、夫も喜んでいることと思います。
訪れた別れは悔やまれますが、これまで精一拝命を輝かせてくれたことに感謝し、向かう先でもきっと私たちを見守ってくれると信じて…万感を込めて「ありがとう」を捧げます。
夫奥田昭雄は、平成26年6月24日、享年61歳にて生涯をとじました。
良きご縁に恵まれ、幸多き人生を歩ませて頂いた夫に代わり、深く感謝申し上げます。本日はご会葬頂き、誠に有難うございました。
略儀ながら書状をもって謹んで御礼申し上げます。
平成26年6月26日
喪主_奥田純枝
■ ■
告別式では、
奥様と2人のお嬢様が、
奥田くんに最後のお別れをしていました。
6月20日金曜日に入院先の病院から、
ご自宅に戻られたそうです。
亡くなられたのが、
6月24日午前3時頃です。
■ ■
最後の4日間だけでも、
ご自宅に戻られて、
奥様やお嬢様に見守られて、
奥田は天国に旅立ちました。
奥田、いいやつだった。
お前、自宅から天国へ行けるなんて、
最高に幸せものだぜ。
クラス会で会えなくて残念だった。
心からご冥福をお祈りしています。
“お父さん、沢山の思い出をありがとう”へのコメント
コメントをどうぞ
ご冥福をお祈りいたしております。 妹の娘も7月26日で丸二年、3回忌です。先月は隣の家の一人息子さんで独身の方がお風呂場で55歳で亡くなり私より下の人や同じくらいの方がここ3年かで6人も亡くなりそのうち私たち家族が119番したのが先月と草刈り機械の下敷きになった事故、、 あまりにも不幸が続き まだ畑も隣だった方々が 話しかけてくるようで 中々立ち直れなくています。 主人も一人でリンゴの仕上げをしているのであまり暗くならないうちに帰ってきてね。といってます。みんな年老いた両親だけ残し他界してしまいました。 先生の同級生は幸せな一生だった、いや 孫の成長も見届けたかっただろうなあとおもいます。 私もエンディングノートを書きたいと思います。
【札幌美容形成外科@本間賢一です】
コメントをいただきありがとうございました。今日の院長日記を書きながら涙が出ました。お嬢さんお二人がお父さんに最後のお別れをしていました。自宅で最期を迎えるのはとても大変なことです。本人が希望し、奥さんとお嬢様が願いをかなえたようです。在宅で診てくださる先生もご協力してくださったそうでありがたいことです。ありがとうございました。
自宅で死を迎えたいとよく聞きます。
やはりそうなんでしょうね。
今回、よくわかりました。
私は天涯孤独になるから、病院かな。
それとも孤独死?