医学講座
学会出張中止2016
今日は東京で開催される、
第125回日本美容外科学会に日帰りで出席する予定でした。
残念なことに、
1月13日(水)に父親が手術を受けたため、
学会出張は中止しました。
聞きたい演題もあるのですが、
今回は諦めました。
■ ■
医者は親の死に目に会えないと言われます。
自分の親より、
自分の患者さんに責任があるからです。
休みを取ろうにも、
交代してくれる先生がいません。
私の先輩や後輩でも、
親が死んでから実家に向かった先生が何人もいます。
■ ■
私が親の立場だったら、
『先生や看護師さんによくしてもらっているから、』
『無理して来なくてもいいょ。』
『ドナーカードに書いてあるから…』
『(使える)臓器はすべて提供して…』
…と言います。
臨終前に言えないと困るので…
ここに書いておきます。
死目に会えなくてもFaceTimeで顔くらい見えます。
■ ■
もう少し言うと、
葬儀の方法については2014年の院長日記に書いてあります。
自分の葬儀について考える①
自分の葬儀について考える②
自分の葬儀について考える③
自分の葬儀について考える④
自分の葬儀について考える⑤
■ ■
私の葬儀では、
結婚式の新郎新婦紹介のように、
DVDやビデオ、
パワーポイントを使って、
故人のことを紹介してもらいたいと思います。
院長日記もぜひ読んでほしいです。
信じてはいけない人と、
高須先生のコメントは必ず読んでほしいです。
■ ■
自分の親が高齢になって、
どんなところに住んで、
どんな方にお世話になるか?
20年後は自分の番です。
私の父方の祖父(本間紀一)は、
自宅で亡くなり、
私の叔父が死亡確認をして、
死亡診断書も書いたと聞いていました。
ある意味、幸せなじいちゃんだったと思います。
昭和45年1月28日(1970年1月28日)でした。
“学会出張中止2016”へのコメント
コメントをどうぞ
お疲れ様です。先生のできる範囲で親孝行なさってください。今日スーパーで買い物をしておりましたら同級生のM君と会いました。病院でも父とM君のお母さんが一緒に入院していました。親一人子一人のご家庭で、要介護5、家でみているとのこと。もう疲れてだめだ。といわれ ケアマネさんとよく相談するよう言ってきました。 お父様が入院中にお葬式の話も失礼なんですが、ブログにあったので 信じてはいけない人と高須先生のコメントを配り ラベンダーに包まれた本間先生。ですよね。 先生には大変お世話になったので コメントは覚えておきます。が もう少し長生きしてください。 患者は来なくていいと言っても待ってるものなんです。来てくれるのが嬉しいんです。お父様も同じですよ。
【札幌美容形成外科@本間賢一です】
コメントをいただきありがとうございます。介護は大変です。仕事をしながらできるものではありませんね。ケアマネさんはすごいですね。うちの父は幸い優秀なケアマネさんに助けていただきました。感謝しています。
学会、残念でしょうが
お父様優先ですね。
失礼な話ですが先生はいざとなれば、
看取る覚悟でいらしたんですか。
麻酔に耐えてくださり
手術も成功して
本当によかったです。
高須先生の日記は拝読してなかったので
今後は読ませていただこうと思います。
母は母の死に目に会えたのが
良かったと思ってます。
夜中、電話がかかってきましたので。
病院には霊安室がなく
母が亡くなり、死亡宣告された一分後に
遺体を引き取ってください。
と告げられました。
霊安室がないそうです。
泣いてる場合ではなく、葬儀場に電話しました。
パックでしたので、写真を選ぶのに苦労したくらいです。
介護5で自宅介護とは恐れ入りました。
ですがケアマネさんに相談すると
力になってくれますよね。
父の場合はディに行ってもらってます。
脳や身体の刺激になっていいようです。
本人は疲労困憊してるようですが。
【札幌美容形成外科@本間賢一です】
コメントをいただきありがとうございます。介護を家族だけでするのは無理ですね。看取りも私には無理です。私にできるのは食事介助の時の会話くらいです。昔の話しは家族じゃないと無理ですから、、、