医学講座
無影灯のプロ
昨日(2018年1月18日)は休診日でした。
新しいクリニックへの移転で問題になっているのが、
無影灯むえいとうです。
現在の札幌美容形成外科についている無影灯は、
天井高の問題で、
新しいクリニックには移設できません。
残念ながら廃棄です。
■ ■
新しいクリニックの天井高は、
ふつうのオフィスビルの標準的な高さです。
無影灯をつけるのは、
困難を極めます。
ビル側から、
天井のコンクリートに、
アンカーと呼ばれる、
くいを打つことは禁止されています。
■ ■
地元の業者さんが、
いろいろ考えてくださいましたが、
構造計算とか、
補強金物とか、
難しい言葉がたくさん出てきて、
さすがの私にもわかりません。
困って専門家に相談したところ、
東京からいらしてくださいました。
■ ■
とてもお忙しい社長さんなので、
札幌の滞在時間は2時間半でした。
私と家内で、
新千歳空港まで車でお迎えに行き、
車中でお弁当を召し上がっていただき、
現地で設計士と施行業者さんと打ち合わせをしてくださり、
新千歳空港まで車でお送りしました。
■ ■
車中で社長さんからお話しを伺いました。
なんと!
TVの医療ドラマに出てくる、
スタジオの無影灯を設置された社長さんでした。
ドラマの最後に、
テロップで協力業者さんの名前が流れます。
その会社の社長さんでした。
■ ■
すごいところは、
私たちのような小さなクリニックから、
大きな病院の無影灯まで、
日本全国の無影灯をご存知でした。
現在日本には、
10社以上の無影灯メーカーがあります。
そのほとんどをご存知でした。
強力な助っ人社長さんのおかげで、
新しいクリニックにも無影灯が設置できます。
遠いところ札幌までいらしていただき、
ありがとうございました。
“無影灯のプロ”へのコメント
コメントをどうぞ
医院の引越しは家の引越しとは違い
本当にさまざまな問題があるのですね。
無影灯に詳しい専門家の先生が
いらっしゃるのですね。
ドラマにも関わっていらっしゃる
有名な社長さんならお任せして
安心だと思います。
本間先生の人と繋がる力が
素晴らしいと思いました。
新千歳空港まで送迎お疲れさまでした。
【札幌美容形成外科@本間賢一です】
コメントをいただきありがとうございます。私は無影灯工事の専門家がいらっしゃるとは知りませんでした。北海道の大きな病院でも無影灯工事をしていらっしゃるとお聞きしました。餅屋は餅屋と言いますが日本一の餅屋さんでした。安心いたしました。
千歳空港まで往復されたのは
無影灯の業者さんの送迎でしたか。
運転、打ち合わせ、お疲れ様でした。
有名な業者さんにお願いするのですね。
驚きました。
医療ドラマは、ほぼ観てますが
業者さんのテロップは見逃してました。
構造計算だけは
仕事柄、聞いたことがあります。
テナントですと諸事情があるので大変ですね。
いつか、新しいクリニックにお邪魔したいです。
【札幌美容形成外科@本間賢一です】
コメントをいただきありがとうございます。私は市立札幌病院やJA帯広厚生病院の設計に参加しました。手術室の図面も見ましたし無影灯の機種選定もしました。ただ設置工事についてはまったく知りませんでした。昨日いらしてくださった社長さんはプロ中のプロでした。頼りになる社長さんでした。地元業者さんへ丁寧に指導して説明してくださいました。感謝です。
すみませんm(_ _)m 無影灯 とはなんだかわからないのですが、ドクターXもこうのどりも毎回観ていましたが、どこにでてきたのでしょうか? 手術室の丸い電灯ですか? 検索すればわかるか。
【札幌美容形成外科@本間賢一です】
コメントをいただきありがとうございます。無影灯とは手術室にある丸い大きなライトです。手術する時に影ができないように照らすので無影灯と言います。外科医にとってはとても大切な照明器具です。TV番組の最後に出てくるテロップで会社の名前が出ていたそうです。