医学講座

第152回日本美容外科学会学術集会(大阪)②

 今日は2025年1月19日(日)です。
 昨日、日帰りで大阪の学会に行ってきました。
 心配していた大雪はなく、
 札幌も大阪もいいお天気でした。
 往復の飛行機はほぼ満席でした。
 私は5時起きでしたが、
 飛行機の中で寝ていられたので疲れもありません。
      ■         ■
 学会に行っていいことは、
 プログラムや抄録集にはない本音が聞けることです。
 美容外科医や美容クリニックが激増しています。
 当然、クリニック間の競争も激化しています。
 閉業したクリニックもあります。
 美容医療も変わっています。
 切る手術が減っていて、
 切らない手術が増えています。
      ■         ■
 切らない治療もヒアルロン酸のような注入するもの、
 ボトックス注射のようなもの、
 糸を使った手術などさまざまです。
 HIFUハイフなど、機器を使った治療もあります。
 ネットの広告ではいいことしか書いてません。
 大阪みなと中央病院美容医療センター長
 細川亙こう先生の発表によると、
 注入後のトラブルによる相談も多いようです。
      ■         ■
 患者さんの中には、
 注入やボトックスなら、
 若い先生でもできる?んじゃない?
 …とお考えの方もいらっしゃいます。
 ボトックス注射なら誰がやっても同じ?
 …と考える人もいるようです。
 ボトックス注射は難しいです。
 札幌美容形成外科にはボトックス注射で目が開かなくなった患者さんがいらしたこともあります。
 昨日のプログラムに載っていた先生は信頼できる先生です。

“第152回日本美容外科学会学術集会(大阪)②”へのコメント

  1. なっちゅん より:

    機内で眠られたのは大きいですね。
    以前、ショートスリーパーと
    書かれ出ましたが
    日帰りはお疲れだと思います。

    ボトックス、誰が打っても
    同じでは無いのですね。

    開眼しなくなるのは
    怖いです。

    【札幌美容形成外科@本間賢一です】
    コメントをいただきありがとうございます。どこで身につけたのかわかりませんが、どこでも眠れるのが私の特技です。ボトックスは打ち方を間違えると表情がないこわい顔になります。以前いらした方は目が開かなくなっていました。ヒアルロン酸も打ちすぎてヒアルロン酸顔になっている人がいます。そのヒアルロン酸をとかす治療をすると老け顔になります。とかす治療は難しいとベテラン美容外科医の先生が話していました。いろいろな勉強になりました。

  2. えりー より:

    日帰りの学会お疲れさまでした。
    飛行機で眠ることができて、
    お疲れが残らない、
    さすが本間先生だと思いました。

    実際に足をお運びいただくことで、
    お聞きできるお話があるのですね。

    注射で目が開かなくなることがある。
    切らない手術だからと
    簡単に考えてはいけないと思いました。

    【札幌美容形成外科@本間賢一です】
    コメントをいただきありがとうございます。どこでも眠れるのは当直のアルバイトをよくしていたので自然と身についたのだと思います。飛行機でよく寝ます。床屋さんでもいつも爆睡しています。顔なじみの先生とちょっと話すだけでも元気が出ます。最近は何も知らない若い先生たちが美容外科を見よう見まねでしているところがあるので困ったことです。ちゃんとした先生を選んでいただきたいです。

  3. さくらんぼ より:

    すみません。私のLINEで眠れなかったのではと心配しています。
    先生は沢山の学会に出席されていらっしゃるのでいい先生を教えてくださるのでありがたいです。
    関東の孫に逢いに一泊で行ってきたのですが、心配なことばかりで困ったモノです。

    【札幌美容形成外科@本間賢一です】
    コメントをいただきありがとうございます。ご心配いただき申し訳ございません。ちゃんと寝て起きてからLINEを見ているので大丈夫です。家族にもLINEで連絡していました。開業医は一人で孤独なので、学会に行って新しい情報を仕入れてくるのが楽しみなんです。お孫さんにお会いできてよかったですね。どこの家でも心配なことがたくさんあります。ご子息様はしっかりされているので大丈夫です。

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