医学講座

通勤費が増えて手取りが減る?

 極小企業の経営者は大変です。
 院長の私が、
 エアコンの設定も
 給与計算もしています
 給与計算をしていると、
 【怒】変だ!【怒】
 …と感じることがよくあります。
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 高いなぁ~
 …と感じるのが、
 健康保険や社会保険の、
 保険料です。
 収入に応じて金額が変わります。
 将来もらえる年金の額が増える?
 ようですが 何の保証もありません。
 国の制度が変わるとゼロ円になる可能性すらあります。
 早死してもらえない可能性もあります。
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 札幌美容形成外科は2018年3月に移転しました。
 移転したことにより、
 職員の通勤手段が変わりました。
 JRから、
 地下鉄になって、
 定期代が高くなりました。
 高くなった分の定期代が増えました。
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 標準報酬月額という社会保険料の決まりがあります。
 毎月もらうお給料によって、
 社会保険料が決まります。
 毎年4月5月6月の3ヵ月に支払われた給与をもとにして、
 9月からの保険料が変わります。
 札幌美容形成外科の職員は、
 通勤定期代が高くなったので、
 支払総額が少し増えました。
 その結果、健康保険料と社会保険料が増えました。
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 標準報酬月額の計算には、
 通勤手当も含まれます。
 何と!
 通勤手当が増えたために、
 9月からの社会保険料が増えました。
 その結果、
 9月から手取額が減りました
 これは変です!
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 私が黙っていると、
 『先生、私、お給料が減りました』
 『私、何か悪いことしました?』
 …となりかねません。
 たとえ数千円でも、
 手取り額が減ると、
 士気が下がります。
 通勤手当を標準報酬月額に含めるのは、
 おかしなことだと思います。
 所得税に関しては通勤手当は非課税です
 同じ日本の国の制度なのにおかしいです。

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