医学講座
通勤費が増えて手取りが減る?
極小企業の経営者は大変です。
院長の私が、
エアコンの設定も、
給与計算もしています。
給与計算をしていると、
【怒】変だ!【怒】
…と感じることがよくあります。
■ ■
高いなぁ~
…と感じるのが、
健康保険や社会保険の、
保険料です。
収入に応じて金額が変わります。
将来もらえる年金の額が増える?
ようですが 何の保証もありません。
国の制度が変わるとゼロ円になる可能性すらあります。
早死してもらえない可能性もあります。
■ ■
札幌美容形成外科は2018年3月に移転しました。
移転したことにより、
職員の通勤手段が変わりました。
JRから、
地下鉄になって、
定期代が高くなりました。
高くなった分の定期代が増えました。
■ ■
標準報酬月額という社会保険料の決まりがあります。
毎月もらうお給料によって、
社会保険料が決まります。
毎年4月5月6月の3ヵ月に支払われた給与をもとにして、
9月からの保険料が変わります。
札幌美容形成外科の職員は、
通勤定期代が高くなったので、
支払総額が少し増えました。
その結果、健康保険料と社会保険料が増えました。
■ ■
標準報酬月額の計算には、
通勤手当も含まれます。
何と!
通勤手当が増えたために、
9月からの社会保険料が増えました。
その結果、
9月から手取額が減りました。
これは変です!
■ ■
私が黙っていると、
『先生、私、お給料が減りました』
『私、何か悪いことしました?』
…となりかねません。
たとえ数千円でも、
手取り額が減ると、
士気が下がります。
通勤手当を標準報酬月額に含めるのは、
おかしなことだと思います。
所得税に関しては通勤手当は非課税です
同じ日本の国の制度なのにおかしいです。