医学講座
眼科と形成外科の違い
米国や韓国には、
眼形成外科、
Oculoplastic surgery (オキュロプラスティク サージェリー)
または
Oculoplastics (オキュロプラスティク)
という科があります。
学会もあります。
残念ですが日本にはまだありません。
私を韓国へ招待してくださった先生は、
この眼形成外科の先生たちでした。
■ ■
私が学生時代に眼科を習ったのは、
中川喬(なかがわたかし)先生でした。
札幌医大眼科の教授を退職され、
現在は、
医大前中川眼科を開業なさっていらっしゃいます。
中川先生は、
眼科の中でも、
斜視や流涙症などがご専門です。
お若い頃に、
ニューヨークに留学され、
カンバースという有名な形成外科医の下で、
指導を受けたと伺ったことがありました。
■ ■
私が形成外科医になるきっかけとなった、
医学部6年生の時の、
形成外科の特別講義は、
中川教授が担当されました。
中川先生は、
日本でも形成外科に造詣(ぞうけい)が深い、
眼科医のお一人だと思います。
私のような若輩者とは大違いです。
私は斜視や流涙症などは、
必ず中川先生をご紹介しています。
中川先生から眼瞼下垂症をご紹介いただくこともあります。
■ ■
一度、私が眼瞼下垂症を手術した方を、
斜視の疑いで、
中川先生にご紹介したことがありました。
斜視は手術をするまでもなく、
経過観察だけでよいことになりました。
その時に、
中川先生から、
私の眼瞼下垂症手術を褒めていただき、
とても嬉しかった思いがあります。
■ ■
眼形成外科は、
眼科医がしても、形成外科医がしても、
まったく問題はありません。
一部の眼科医の間では、
形成外科医が眼瞼下垂症手術をするのを、
非難されていらっしゃるのを
目にすることがあります。
確かに形成外科医は、
より形態(見た目)を重視するのは確かです。
■ ■
眼瞼下垂症手術を、
眼科で受けるか、
形成外科で受けるかは、
手術を受ける方に選ぶ権利があります。
HPなどを参考にして、
自分がなりたい目を選んでください。
手術前です
手術直後です
手術3週間後です
まぶたが下がってものが見えません
手術前です
手術一ヵ月後です
手術3年後です
眼形成外科という科があるのは 初めて知りました。
私の母は 本間先生から 写真で診断していただいたように 眼瞼下垂症です。が、私を産んでから 無理をして働いたため 涙腺が だめになり 私が 小学一年生の時 涙腺を片方執りました。若い頃はいつも涙が流れていて 子供心にも、母の涙の袋を つくれないのかなあ 〜と思ったものでした。今なら 眼形成外科もあるなら治せると思いますが、「どうせ、としょりだがら、なおさねくせも いいは( どうせ、年を取ってるから治療しなくていいよ)」と山形弁で言います。
はやり 眼は 大事なところだから 眼形成外科があるのですね。今まで 本間先生から いろんな 事を教えていただき、形成外科は奥が深くて 皮膚科や整形外科や眼科も精通してなきゃならない科なんだなあと思いました。
今のところ 私の住む 町は 眼瞼下垂症は 眼科です。といわれるので 患者は近くで手術するかぎり 科 は 選べません。
今日は 手稲のお母さんとお話しましたら、札幌は 曇りで 寒いとか 皆様風邪などひきませんように。
露地 さくらんぼ 収穫で 忙しい毎日です。 今夜 快気祝いを持ってきてくれた伯父 ・伯母が私の顔を見て かなり 瞼の上下が腫れているといわれました。年とともに 瞼が腫れて 困ってる 今日この頃です。
眼科は目の機能とかを重きを置かれていて、形成だと形や傷を最重要にという印象がありますね。 目は最初に人が目にする場所なので、とても大事ですね。
一重瞼の人は殆ど下垂の症状があるそうですね 娘もそうでした。 保険適用にはなりませんが 自由診療で手術を受ける事に決めました。 本間先生のクリニックに伺ったのですが 個室の待合を物凄く嫌がりまして 運悪く手術中で 待時間が長く食事も摂っていなかったのこともあり機嫌が悪く 最初はなだめて待たせていたのですが とうとう待ちきれずに帰ってしまいました。まだ中学生、 どうやら他の病院のような オープンな待合の方が安心するようです。 予約を入れて頂きながら 診療を待たずに 勝手に帰って申し訳ありませんでした。
追伸 北海道で3件安心して手術を受けられるクリニックを お医者さんから聞きました 本間先生のクリニックと 後は やはり先生が思ってらっしゃるクリニックだそうです。逆睫毛や下垂は形成で受けたほうがいいかも、 やり方が全然違うから とため息を吐きながら その先生がおっしゃてたのが印象に残っています やはり 仕上がりの綺麗さ って大事ですよね。
先生に眼瞼下垂の手術をしていただく1ヶ月前に太ももの皮膚腫瘍を取る手術を皮膚科でしたんですが、
思いっきり切られて、みみずばれのような真っ赤な痛々しい傷跡が残ったままだったので、目もどれだけの傷跡になるのか不安でした。
私の場合、手術日からほとんど腫れず、奥二重なので傷も隠れて殆ど目立たず、ただただ先生の丁寧な技術力に驚いています。
女性は年齢に関係なく顔は大切なので、ただ下垂が治ればいいとゆうのではなく、傷跡の精神的不安は必ずあるので、仕上がりの美しさ、社会復帰の日数など、いろんな面で自分にあった病院や先生を探すのも、大切な患者の権利ですね。