院長の休日
山形へのアップルパイ
さくらんぼさんへ、
アップルパイをお送りしました。
原料の紅玉をいただいたので、
‘試作品’ですが…
恥ずかしながらお送りしました。
75点をいただき光栄です。
ちょっと点数が甘かったと思います。
なんと…
リンゴを買いに
菓子職人さんがいらしていたそうです。
■ ■
菓子職人のパティシエさんは…
わざわざ果樹園まで出かけて…
原材料のリンゴを仕入れるとは…
まったく知りませんでした。
さくらんぼさんの果樹園は、
全国的にも有名なのだろうと思います。
苦労して育てていただいた、
ラ・フランスもリンゴも最高です。
果樹園の木も…
土も…
水も…
手入れも…
最高なのでしょう。
■ ■
山形へ送ろうと思ったのはいいのですが、
困ったことがたくさんありました。
まず、
アップルパイを入れる容器。
適当な大きさの容器がありません。
次は…
形が崩れないか…?
という心配。
パイは、パリパリになればなるほど…
手で持っただけで崩れます。
■ ■
送ったはいいが…
届いた時にばらばらでは…?
食べることもできません。
一度、クリニックへ運んでみて…
テストしてみました。
意外と崩れなかったので…
少し自信がつきました。
ちょっと固めに作って、
表面に杏(あんず)ジャムを塗りました。
■ ■
札幌⇔山形は飛行機の便が悪いため、
輸送に時間がかかります。
東京なら翌日配達なのに…
翌々日配達になってしまいます。
気温が低いので、
食品が傷む恐れは少ないものの…
リンゴから水分が出て、
パイ生地が柔らかくなってしまいました。
■ ■
何度かチャレンジしてみて…
アップルパイの難しさがわかってきました。
リンゴをなるべく大きく入れると…
美味しいアップルパイになりますが…
その分、パイに水分が出るために…
パリパリ感がなくなります。
表面にジャムを塗ると…
美味しくなりますが、
何も塗らない方が…
パイがよく膨らみぱりぱりになります。
■ ■
私は美容外科の手術が専門ですが、
食品の製造・販売も…
難しいものだと思いました。
ケーキの賞味期限が、
当日限りというのも理解できました。
もう少し研究して…
次は、
78点くらいを目指してがんばります♪
お菓子作りは…
意外と楽しいものです♪♪♪
コツです。
もし札幌⇒山形間を送るのであれば先生が作るときに、工夫をすればもっと美味しく100点になると思います。
というのは・・・
先生がどのように作っているか分からないのであくまで推測ですが・・・
リンゴとパイの間にスポンジ生地(小麦粉などで作る)をうすく引くとリンゴの水分をスポンジが吸ってくれますので、比較的パイがしっとりせず郵送できると思います。
ただスポンジが入ると味がちょっと・・・と嫌いな方も多いので、もしそのような場合は、冷凍のパイシートを伸ばして、たたんで、のばしてを多めに繰り替えパイの層を増やす。
または焼いて、さめたら冷凍かけて送る。
その際はさくらんぼさんが食べるときは、冷蔵庫でゆっくり解凍し、オーブン200度くらいで軽く焼くか、トースター数分焼くとパリパリの触感に戻ります。
その際は表面が焦げるのでアルミホイルで覆って焼くといいでしょう。
今の時期でしたら、作って送る際は冷凍しないで、普通に送り、食べるときにトースターで軽く焼くとサクサクの触感もリンゴの風味もあまり損なうことなく、パティシエ本間賢一♪特製アップルパイが札幌で作った時と変わらない味で食べることができると思います。
まあ、参考になったかは分かりませんが、リベンジしてみてください。
本間先生 手づくりの アップルパイは 今日 来た 同級生夫妻と 従兄弟にも食べていただきました。 やっぱり 焼きたてなら 最高だったろう、札幌からでは 二日かかるから パイ生地に水分がしみこむんだね。という意見でした。
先生は研究熱心ですから、いろいろご苦労され試行錯誤された、愛情たっぷりの アップルパイ 本当に嬉しかったです。
昨日いらした 菓子職人さんは 和菓子屋さんを退職された方で仕入れではなく 、冬用に食べる 小玉ふじを買いにいらした方です。この時期 お客様が多く 多くの方に 本間先生のアップルパイを試食していただきました。
大きな冷蔵室に残っていた 紅玉 二箱明日着でお送りいたしましたので 研究にお使いください。
ありがとうございました。
さくらんぼさんが丹精込めて作ったリンゴは美味しいと思います。
先生は何度も練習をされているようですので甘すぎず美味しいパイを研究されて美味しいパイが出来る日が来そうですね。