医療問題
美容外科〈安売〉への懸念
今年も残すところ2日です。
大変な一年でした。
年末になって…
消費税が上がることが決まりました。
でも…
世の中は安いものしか売れません。
美容外科業界でも…
価格破壊が進んでいます。
■ ■
何度も私の院長日記で取り上げています。
2008年8月に書いています。
美容外科価格破壊の弊害
‘整形’低価格のワナ
一流メーカーの豊胸用バッグは高価です。
それでもトラブルはゼロではありません。
私が手術をしても…
トラブルは起こります。
■ ■
問題なのは…
トラブルが起こった時の対処です。
美容外科の宣伝を見ると…
30%OFFとか…
モニター割引とか…
これでもかこれでもか…
…というほど安売が目につきます。
■ ■
美容外科は、
すべて手作業で、
手づくりです。
丁寧な仕事をすれば…
時間がかかります。
それだけコストもかかります。
海外生産でコストダウンもできません。
■ ■
速成栽培のなんちゃって美容外科医。
医師免許を取得して数年の先生が、
見ようみまねで覚えた技術が、
安売り美容外科の秘密だとしたら…
それはとても恐ろしいことです。
あんしん安全は、
医療の基本です。
私のようなこうるさいじじい医者が、
悪いものは悪い
…とはっきり言うことが必要だと思っています。
“美容外科〈安売〉への懸念”へのコメント
コメントをどうぞ
そういう美容外科は自由診療だからと言って好き勝手にやるんですよね。
【札幌美容形成外科@本間賢一です】
よくない美容外科があるのは事実です。同業者として残念です。