医学講座
陥没乳首手術後のケアー 2012年3月13日
陥没乳頭の手術は…
形成外科・美容外科手術の中でも…
高度の技術を要する難しい手術です。
形成外科専門医を持っていても…
慣れない先生が手術をするとトラブルになります。
陥没乳頭のトラブル症例
…という2011年8月8日の院長日記に書いてあります。
■ ■
私が手術をしても…
手術後のケアーが悪いと…
扁平になってしまったり…
再陥没する患者さんがいます。
意外な盲点が…
下着による圧迫です。
■ ■
陥没乳首になる方は…
①小さな胸
②ふつうの胸
③大きな胸
④左右の大きさが違う胸
①~④のどの胸でも、
乳首が出ない人がいます。
■ ■
胸は女性の悩みでもあります。
小さい人は少しでも大きく…
ふつうの人ももう少し大きく…
…少しでも美しく見せようと…
…寄せたり上げたりなさいます。
下着にもいろいろな種類があります。
■ ■
意外なのは…
③大きな胸の人です。
大きすぎる胸の人は…
大きすぎることがコンプレックスになります。
少しでも…
小さく見せようと…
ぎゅ~っと圧迫する人がいます。
■ ■
手術した乳首の傷が安定するまでは…
3~6ヵ月もかかります。
安定するまでに…
下着で持続的に圧迫されると…
せっかく手術で引き出した乳首が…
扁平になったり…
再陥没することがあります。
知らずに圧迫していると…
せっかく手術をしたのに戻ることがあります。
気をつけてください。
“陥没乳首手術後のケアー”へのコメント
コメントをどうぞ
下着の圧迫は今回の手術でも困った事がでました。背中に傷があるのですが、硬いプラスチックのコルセットをつくる際、スポーツブラをして 石膏で型をとったので ブラをしてないとコルセットが合わなくなり 痛みがおさまったので、スポーツブラ、ノースリーブ下着、鎧のようなコルセットをつけてパジャマを着ていますが、コルセットをきつくしめているため ブラのあとが赤くなり痒くて 我慢できなくなります。 しめつける下着は注意が必要ですね。