二重・眼瞼下垂
縄文人と弥生人のまぶたの違い
第56回日本形成外科学会で、
信州大学形成外科の松尾清先生から、
とても参考になることを教えていただきました。
日本人の顔には…
縄文人顔と…
弥生人顔があります。
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縄文(じょうもん)とか…
弥生(やよい)とかは…
昔、中学校で習った土器(どき)のあれです。
国立科学博物館の馬場悠男先生によると…
弥生人北方系の顔
細眉/一重瞼/薄唇の平坦な顔は、モンゴルの人々に典型的に見られる。
縄文人南方系の顔
エキゾチックな太眉/二重瞼/厚唇の立体的な顔はインドネシアやフィリピンの人々によく見られる。
現代日本人は、平均として、およそ北方弥生系7~8割、南方縄文系2~3割の比率で混血しているというのが、最近の人類学の結論である。
■ ■
同じ日本人でも…
個人差があることは知っていました。
二重の手術を希望する方…
眼瞼下垂症手術を希望する方は…
弥生人のタイプが多いです。
縄文人と弥生人のまぶたの構造の違いについては…
今まで論文を読んだことはありませんでした。
■ ■
松尾先生の研究によると…
弥生人タイプのまぶたには…
下横走靭帯(かおうそうじんたい)という…
白い太い組織があり…
これが瞼を開けるじゃまをしているのです。
確かに…
丸い目になれない人に…
この【白くて硬い組織】があります。
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よく手術中に見て気付いていました。
人類学でも…
この横走靭帯(おうそうじんたい)について…
研究した人はいないようです。
松尾先生の研究が…
アジア人の瞼の手術に役立ちます。
後世に残る研究です。
松尾先生、ありがとうございました。
“縄文人と弥生人のまぶたの違い”へのコメント
コメントをどうぞ
あらあf^_^;弥生人 私にそっくりです(-.-)
自分がどっちかわかりません。
中間のような顔で、人にもはっきりした顔と言われたり、
薄い顔と言われたり色々です。