医学講座
形成外科医になってよかった2018
今日は2018年1月31日です。
2018年1月は、
超多忙でした。
お正月もクリニックに来て、
その後も休みなく移転準備です。
疲れて、
こんなことならやめればよかった?
…とふと思うこともありました。
■ ■
そんな忙しい毎日の中で、
昨日、一人の患者さんが来院してくれました。
私が北大形成外科でチーフレジデントをしていた、
30年前以上に、
北大病院の6-6病棟で担当させていただた方です。
とってもかわいい男の子でした。
お母さんも笑顔で、
優しい素敵なお母さんでした。
■ ■
手術を担当したのは、
杉原平樹すぎはらつねき先生でした。
私は病棟担当医として、
手術前の検査や、
手術後のガーゼ交換や処置を担当しました。
とってもいい子で、
処置をしても泣きませんでした。
退院後もご両親から年賀状をいただいていました。
■ ■
昨日はとってもいい子だった、
その患者さんからお電話をいただきました。
手術した部位についての相談です。
北大病院にはずーっとかかってないし、
紹介状がないと受診できないし、
私を見つけていらしてくださいました。
♡とてもうれしかった♡です。
感慨深いものがありました。
■ ■
30年以上経っているのに、
すぐにわかりました。
お母さんによく似ていらっしゃいました。
立派になったねぇ~
これが私の正直な感想でした。
患者さんを診察して、
私が思い出したのが、
荻野利彦先生でした。
■ ■
荻野先生だったら、
きっと治してくれるだろうなぁ~
どうやって治すかなぁ~
腱移行けんいこうかなぁ~
いろいろ考えながら、
私が信頼する、
整形外科の先生をご紹介させていただきました。
札幌美容形成外科をやめなくてよかったなぁ~
…と疲れも忘れました。
子供さんを、
立派に育ててくださったご両親に感謝しています。
“形成外科医になってよかった2018”へのコメント
コメントをどうぞ
先生よかったですね。疲れも吹き飛びますね。 きっと先生は優しくて彼には忘れられない先生だったのでしょうね。 それとこのブログが役にたったのかも。 私のように。 先生は学会や研究会などお忙しい中出席されています。人脈も広いです。
【札幌美容形成外科@本間賢一です】
お忙しいのにコメントをいただきありがとうございます。荻野利彦先生のことを思い出しました。患者さんにも荻野先生のことをお話ししました。山形に世界中から手の外科の専門医が集まって学会が開催されていました。残念なのは荻野先生の技術を学びに来ていた先生のことを荻野先生からお聞きしていたのに私が忘れてしまったことです。荻野先生は亡くなってしまいましたが、世界のOGINOとTOSHIの愛称は手外科を専門とする医師の間に残っています。昨日は荻野先生とさくらんぼさんのことを思い出していました。
30年前の患者さんが本間先生を
お訪ねになってきたのは
先生が真摯に患者さんと向き合って
きた証ですね。
信頼できる整形外科の先生を
ご紹介していただいて心強く
感じたことと思います。
子供の頃に大切に関わってくれた人の
事はずっと忘れないと思いました。
【札幌美容形成外科@本間賢一です】
コメントをいただきありがとうございます。北大形成外科のチーフレジデントは薄給で激務でしたが充実した毎日でした。きっと仕事が楽しかったのだと思います。病棟チーフは半年でしたが私にはとても勉強になりました。お金では買えないものを勉強させてもらったと思っています。
毎日毎日お忙しく
やめたら良かったかと脳裏をよぎりましたか……
通常でもご多忙ですので
その上引っ越し作業となりますと
想像を絶っします。
本当にお疲れ様ですm(_ _)m
その患者さんは30年ぶりに本間先生の所に
いらしたんですね。
感慨深いです!
先生が毎日、日記を更新なさってるから
本間先生に辿り着いたのですか?
【札幌美容形成外科@本間賢一です】
コメントをいただきありがとうございます。私の院長日記を読まれたのではないと思います。引越し準備はほんとうに大変です。保健所や北海道厚生局への手続きもまたやり直しなんです。新しいクリニックのレイアウトも何度も再検討しています。ありがたいのはWEBで図面を共有したりTV電話を使って検討できるところです。時代は進歩しました。明日も休診日ですが引越しの打ち合わせで出勤です。あーぁです。