医学講座

生きがい

 今日は2021年1月18日(月)です。
 札幌は寒いです。
 新型コロナの感染者数が増えています。
 海外からは、
 東京オリンピックは無理だという報道が流れています。
 あまりいい話しはありません。
 ちょっといい記事を見つけました。
      ■         ■
 2021年1月18日、北海道新聞朝刊、いずみへの投稿です。
 生きがい
 昨年の今頃は、夫の一周忌のことを考えながらぼんやり暮らしていた。それが今は、76歳の私が家の近くにある高齢者住宅で、食堂スタッフとして朝2時間だけだが働いている。
 道新の折り込みチラシを見て、年齢不問だからと思い切って電話をしたら、何と面接が受けられ、お元気そうだからと採用になった。友人は私が家にこもることを心配してくれた。私もこのままではダメだ、何がしなければと思っていたので、働く決心は早がった。
 5階建ての施設に食堂は4ヵ所。案内していただいたが、廊下は長く歩くのはしんどい。足の衰えを痛感した。仕事はひとつの食堂20人分の朝食を配膳、下膳する、空き時間で手すりの消毒、ゴミの始末をすること。慣れるまでは緊張してお茶、牛乳などをこぼしたこともあった。要領の悪さに情けない思いもした。
 しかし入所者の方たちとのふれあいは楽しい。年齢が近いこともあって随分励まされた。子供や孫ほどの年齢差のある介護スタッフの方たちに助けられ、何とか9ヵ月が過ぎた。今の私は、仕事が生きがいになっている。仕事の帰り道、足を引きずりながら「お父さん、今日も無事終わったよ」と天国の夫に話し、心は達成感で充実している。
 2月に77歳の喜寿を迎える。「無理しないで」と子供や友人は気遣ってくれる。確かに膝や腰が痛く不安だが体が続く限り仕事を続けたいと心は叫んでいる。
 須貝美津子(77歳・パート)=札幌市豊平区
 (以上、北海道新聞より引用)

      ■         ■
 66歳の私にはありがたい投稿です。
 もうトシなので、
 やめようかな?
 …と思うこともあります。
 まだ役に立つ間は、
 無理しないで働こうと思います。
 須貝美津子様の投稿に感謝いたします。
 元気で働きましょう。

“生きがい”へのコメント

  1. えりー より:

    生きづらさを抱えている
    お若い方の傾聴をすることがあるのですが
    寂しいから仕事をすると話している
    20代の女性がいました。

    人は年齢関係なく必要とされる場所や
    居ても良い場所が生きがいになるの 
    かなと思いました。

    本間先生そして今日投稿なさった
    須貝美津子様、これからも
    いきいきとお身体にお気をつけて
    お若い人の人生指標となってほしい
    と思いました。

    【札幌美容形成外科@本間賢一です】
    コメントをいただきありがとうございます。トシでも元気はつらつでお仕事をなさっている方はお若いです。私も自分を必要としてくださっている患者さんがいる間は手術を続けます。ありがとうございます。

  2. さくらんぼ より:

    私も4月で64歳になります。年と共に悪いところが多くなります。まだまだ働きたいので悪い所を修理してもらいながら頑張りたいと思います。生き甲斐や、やりがいがあるとボケないですよね。

    【札幌美容形成外科@本間賢一です】
    コメントをいただきありがとうございます。さくらんぼさんには、まだまだお母様の年齢以上に働いていただきたいです。私もくたびれてはいますががんばります。

  3. なっちゅん より:

    コラムの記事に励まされました。

    私もあちらこちらが
    悪くなってきましたが
    自分に出来る仕事を今後も
    続けていこうと思っています。

    本間先生には待ってる患者様が
    沢山いらっしゃいます。
    少しでも長く頑張って頂きたいです。

    【札幌美容形成外科@本間賢一です】
    コメントをいただきありがとうございます。札幌美容形成外科も投稿者の須貝様のように子供や孫ほどの年齢差のあるスタッフががんばって働いてくれています。若い人から元気をもらっています。ありがたいことです。健康に気をつけて働きます。

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