医学講座
第45回日本美容外科学会(札幌)①
今日は2022年9月22日(木)です。
今日から第45回日本美容外科学会が、
京王プラザホテル札幌で開催されます。
会長は山本有平やまもとゆうへい北海道大学形成外科教授です。
今回の学会が、
山本教授が北海道大学形成外科教授としての最後の全国学会になります。
教授に就任されたのが2005年4月でした
感慨深いものがあります。
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山本先生のご挨拶の次の文をご紹介します。
形成外科を選択科実習とした医学生より提出された、非常に印象深いレポートを一部抜粋いたします。“成績が下がる事を開き直った上で言うと、形成外科の認知度はあまり高くない。その理由の一つに、美容外科分野において、「美容整形」などという言葉の誤用が多い点が挙げられる。美容診療を行うことを「整形する」と言うくらい、整形外科と混同する一因になっている。今後訂正していくのは非常に困難であると思えるが、正しい認識を広める努力も必要になると考える。”
このレポートを書かれた医学生は、
きっと形成外科や美容外科に興味を持っていると思います。
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山本先生のお言葉の続きです。
世の中の多くの人達が、色々なsurgical & non-surgical施術を受けて美しくなっていく、若返っていく治療、それを包括した呼称は、“美容整形”ではなく、“美容形成”が最もふさわしいのではないか?今後、将来において“美容形成”という言葉が、広く社会に浸透していく時代になる事を願い、この度、私は、第45回日本美容外科学会総会のシンボルロゴとして、非常にシンプルな4文字“美容形成”を掲げました。
私も山本有平先生のご意見に賛成です。
美容形成するという日本語ができるといいです。
2日間の学会でしっかり勉強をします。
“第45回日本美容外科学会(札幌)①”へのコメント
コメントをどうぞ
学会お疲れ様です。
拝読し思い出した事がありました。
まだ私が幼い頃、
整形外科の看板を
美容外科と間違い
母に正されました。
【札幌美容形成外科@本間賢一です】
コメントをいただきありがとうございます。整形外科の先生にとっても美容整形は迷惑だと思います。中国語で整形外科は骨科です。整形外科の方が歴史は古いので美容整形を美容形成に直せるといいのですが、、、
本州からいらした方は寒さに驚かれた
かと思いました。
今回は札幌で学会ご出席おつかれさまです。
改善する、治療する、「美容形成」
という言葉が周知されて、患者さんも
お医者さまも皆が生きやすい世の中に
なるといいですね。
【札幌美容形成外科@本間賢一です】
コメントをいただきありがとうございます。美容形成が定着してくれるといいです。本州はもちろん、九州や沖縄からもいらしてくださっています。私でも寒いので寒いと思います。みなさん道庁や大通公園、すすきのにもお出かけのようです。
学会お疲れ様です。
山本有平先生の美容形成はとてもいいと思います。
周りの北海道を思わせる絵も面白いですね。
【札幌美容形成外科@本間賢一です】
コメントをいただきありがとうございます。山本有平先生はとても頭の良い先生です。形成外科の当直日誌に英語で書いていました。英文論文をたくさん書かれていました。その山本教授があと数年で定年なのに驚きます。とてもいい学会です。