二重・眼瞼下垂
15年前に埋没法を受けた…
よくあるお問い合わせです。
15年前に埋没法を受けました。
2年前から糸が切れたようです。
そちらで診てもらえますか?
埋没法の糸が切れる?
…という2010年4月28日の院長日記に書いてあります。
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埋没法に使われている糸は、
厚生労働省が認可した、
ナイロン糸という糸です。
髪の毛程度の…
かなり細い糸ですが、
簡単に切れたりはしません。
■ ■
昔はナイロン糸だけでしたが、
最近はポリプロピレンという材質も使われています。
埋没法の糸が、
切れてしまったために…
二重のラインが消失した例は、
極めてまれです。
ラインの消失は、
糸が切れたのではなく…
糸と皮膚との結合が取れるのが原因です。
■ ■
なんちゃって美容外科医がした手術ほど、
これでもか…
これでもか…
というほど…
結び目がガッチリしています。
ナイロン糸も…
ポリプロピレン糸も…
簡単に切れたりしません。
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埋没法にもいろいろあります。
15年前にチェーン店で多かったのは…
瞼板法の2点留めです。
まぶたの裏側を見ると…
瞼結膜(けんけつまく)というところに…
白い糸のあとが横方法に見えます。
たまに炎症で真っ赤になっている人もいます。
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どこの美容外科で…
どの先生にしていただいたか?
正確に覚えていれば…
だいたいどんな埋没法か見当がつきます。
できれば…
手術を受けた先生に診ていただくのが…
一番よくわかります。
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まぶたが腫れているとか、
目が充血しているという時は…
眼科で診ていただくことです。
埋没法が原因ではなく、
結膜炎で充血することもあります。
札幌美容形成外科では、
糸が切れたかどうかだけを…
無料の美容相談で診ていません。
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もともと埋没法には向かない…
眼瞼下垂症だった人が…
年齢とともにまぶたが下がってきて…
黒目が隠れてしまって…
ものが見えにくい…
…という症状でしたら、
眼瞼下垂症として保険診療で診ています。
こちらのマンガを読んでください。