医学講座
もし戦争になったら2022
今日は2022年3月2日(水)です。
毎日ウクライナの惨状が報道されています。
うちの奥さんとTVを見て悲しんでいます。
ミサイルがモスクワに落とされたら、
ロシアの人たちはどうするのでしょうか?
一刻も早くロシアは攻撃を中止してください。
私は戦争は大嫌いです。
■ ■
形成外科学は戦争で発展しました
形成外科が発展したのは、
戦争があったからです。
負傷した兵隊さんを…
懸命に治療して…
何とか治そうとして、
再建術が進歩しました。
■ ■
熱傷治療が進歩したのも戦争からです。
TVの映像を見て思うことです。
一発のミサイルで多くの人が死傷します。
重症熱傷の患者さんも多数出ます。
戦争になって、
札幌がミサイルで攻撃されて、
数百人の熱傷患者さんが出ても、
集中治療室で治療できる熱傷患者の数は、
せいぜい10人です。
■ ■
戦争は悲惨です。
子供まで犠牲になっています。
私は世界史が弱く、
ウクライナの歴史も知りません。
大国ロシアの大統領が、
核攻撃までちらつかせるのは異常です。
政治問題について院長日記で書くのは避けていましたが、
ウクライナの人たちがあまりにも気の毒です。
国際社会が協力して何とか助けてあげたいです。