医学講座
論文投稿の意義
昨日の院長日記に…
まみ子師長さんから、
コメントをいただきました。
自分の勉強になる事が一番ですね・・・先生。
自分が得た知識はお金では買えない貴重な宝です。
その通りです。
どんなに高価な買い物をしても、
時間とともに価値が下がります。
■ ■
自分の頭の中に得られた知識は、
価値が下がることはありません。
日常診療にも役立ちます。
勉強をする習慣は、
学会へ参加する意欲にもつながります。
学会を通じて…
たくさんの友人ができます。
■ ■
お金では買えない交友関係ができます。
学会発表はその時だけですが…
論文にしてあると…
後世まで残ります。
まみ子師長さんの論文は、
他の先生の論文にも引用されています。
価値があるデーターです。
■ ■
まみ子師長さんの論文は、
当診療所における7年間の熱傷患者の統計的検討
熱傷 25(1), 22-27, 1999
…とネットで検索すると出てきます。
一つの皮膚科診療所で、
7年間もの長期間、
熱傷患者さんのデーターを集めたのは、
他になかなかありません。
■ ■
これだけのデーターを集めるのは大変です。
診療が終わった後や、
休日に古いカルテを引っぱり出して調べます。
統計学の勉強も必要です。
受験の時以来…
何十年ぶりに統計学なんて言葉と再会します。
お金にはなりませんが、
後世に残るデーターを調べられました。
これから研修医になる医学生、
研修中の先生にも、
一度は学会発表→論文投稿をおすすめします。
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