医学講座
第54回日本形成外科学会(徳島)⑤
今年の日本形成外科学会で、
美容レクチャーという企画がありました。
美容外科を始めようとしてる形成外科医への助言
というタイトルで、
蘇春堂(そしゅんどう)の
新冨芳尚(しんとみよしひさ)先生が、
一時間の講演をしてくださいました。
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新冨先生は、
北大形成外科の先輩です。
私より12年上です。
手術が上手な先生です。
手術用顕微鏡を使って、
美容外科手術をはじめられた先生です。
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新冨先生の講演は、
中西会長をはじめとして、
日本全国の高名な形成外科医が、
熱心に聴いていました。
もちろん、
私たちおじさん医師も、
若い先生も熱心に聴いていました。
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とても内容が濃い、
充実した、
素晴らしい講義でした。
講演の要旨は、
いかに患者が求めたとしても、
その人に合わない目や、
合わない胸は作ってはいけない。
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手術をすれば、
血は出るし…
腫れるし…
切れば痛みも出る…
回復までの時間もかかる…
そういうことをしっかり患者さんに説明して、
手術をしなさい。
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新冨先生のお話しは、
形成外科から美容外科になられて…
長い間に得られた貴重な助言でした。
昔、北大形成外科で、
よく私たちに言われていたのを思い出しました。
新冨芳尚先生ありがとうございました。
“第54回日本形成外科学会(徳島)⑤”へのコメント
コメントをどうぞ
ご苦労様でした。
気をつけてお帰りください。明日からまたお仕事なので 早めにお休みください。
新富先生と本間先生のお考えが似てらっしゃいますね。
おやすみなさい(-_-メ)
学会お疲れ様です。
新冨先生のお名前は存じています。
医療の基本は何科であってもインフォームド・コンセントと言う事でしょうか・・・。
その人らしさ(個性)、バランスなど大事ですね。それを考えて手術出来る先生が良いですね。
手術したら腫れる事を、具体的に、少し長めに伝えることは気持ちのゆとりに繋がると思います。