昔の記憶

漢字の書き取り

　漢字は…
　はっきり言って苦手でした。
　小学校の頃に…
　広告の裏などに…
　母親から…
　漢字の書き取りをさせられました。
　学校でも…
　先生がガリ版刷りで作ってくださった、
　わら半紙の教材がありました。
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　漢字には書き順があり…
　小学校で…
　先生が黒板に大きく字を書いて…
　書き順に…
　数字をふってくださり…
　覚えた記憶があります。
　教科書の後ろには…
　漢字が書いてあり、
　書き順の小さな数字がついていました。
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　私の字は上手ではありません。
　習字も一時期習いましたが…
　長くは続けませんでした。
　最近の幼児教育はわかりませんが、
　私たちの世代は、
　広告の裏が教材でした。
　間違った字を書くと…
　親が訂正させて…
　何度も繰り返して覚えました。
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　私は大学の教員を４年間しました。
　新人研修医の指導もしました。
　偏差値が70近くある人でも、
　優秀な成績で…
　医学部を卒業した先生でも、
　字が下手な人がたくさんいました。
　上手な人の字は…
　読みやすいだけではなく…
　間違いも少なくなります。
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　これからお母さんになる方…
　小さな子どもさんがいらっしゃるお母さん。
　子どもさんの教育に…
　広告の裏などを使って、
　是非、ご自分で教材を作っては…？
　と…ご提案します。
　子どもと遊びながら…
　字を教えたり…
　数を教えたり…
　なさるとよいと思います。
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　私は決して字が上手ではありません。
　急いでいると…
　つい雑になります。
　自分で書いた字が…
　わからなくなることもあります。
　漢字は…
　書かないと忘れます。
　手紙→メール。
　カルテ→電子カルテ。
　ますます字を書く機会がなくなります。
　ぼけ防止のために…
　いつか字を習いたいと思っています。