医学講座
試験問題作成の難しさ
どんな試験問題でも…
良い問題を作るのは難しいです。
小学校での、
漢字の書き取りテスト。
漢字にふりがなをつけるテスト。
簡単なようですが…
だれでもできる問題と、
ちょっと難しい問題があります。
■ ■
試験問題は…
全員が100点満点でもだめで、
全員が零点でもだめです。
勉強した人と…
勉強していない人が…
公平に分けられる問題がベストです。
作るのは難しいです。
■ ■
国家試験の出題委員を見ると…
学会でそれなりの立場にいる先生です。
臨床家や研究者として…
業績のある先生です。
試験問題作成はどうでしょうか?
私と同年代の先生もいますが…
出題委員は憂うつだと想像します。
私だったら、なりたくありません。
■ ■
今の国家試験問題や、
一部の大学の卒業試験問題は、
すべて選択式です。
マークシートに印をつける…
センター試験のような方式です。
31年前に受けた…
私の時も同じでした。
■ ■
受験生はご存じかどうかわかりませんが…
問題を作成した側も…
採点されます。
愚問を作ったり…
設問に誤りがあると…
コンピューターにチェックされます。
他の問題がほぼ満点なのに…
その問題だけ間違う受験生が多いと…
問題が悪いと判定されます。
■ ■
今までにも書いています。
試験問題作成
試験問題
国家試験試験問題は、
問題が漏れると困るので、
限られた人数でつくります。
相談もできません。
作る方も苦労しています。
がんばれ、受験生!
“試験問題作成の難しさ”へのコメント
コメントをどうぞ
今年は、看護学校の皮膚科疾患と皮膚科看護の両方講義をさせて頂いたので、試験問題も私が考えました。過去問は出さずに新たに問題を考えて大変な目に合いました。
12月1日試験日だそうです。がんばっってもらいたいものです。
がんばえれ受験生!_おばちゃん応援していますからね!!