医学講座
試験問題作成
2月は試験の季節です。
国家試験の他に、
定期試験もあります。
私は、
4年間の教員生活の間、
定期試験問題を作っていました。
今も…
非常勤講師をしているので、
毎年、試験問題を作成しています。
■ ■
試験問題の作成は…
教員にとっても大変です。
今は…
コンピューターで…
試験の正答率もすぐに出ます。
試験問題が適当かどうかも、
コンピューターで判断されます。
■ ■
正答率100%ばかりでもダメ。
他の問題ができている人が、
その問題だけ間違う率が高いのもダメ。
全員が間違うのも…
もちろんダメ。
良い問題を作成するのは、
実に難しいことです。
■ ■
医療系大学の最終目標は、
国家試験です。
定期試験問題も、
国家試験対策の一環として作成します。
国家試験に出た問題を、
ちょっと変えて出すこともあります。
国試の予想問題は難しいですが…
学生さんに勉強して欲しい内容を入れます。
■ ■
今の学生さんは、
先輩から過去問をもらったり…
ネット上にUPして…
過去の試験問題を共有しています。
問題を作る方も…
そんなことを意識して作っています。
再試験は、
試験を実施する先生も大変です。
できれば実施したくないのが本音です。
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国家試験問題を見ても…
不適切な設問があります。
形成外科関連で出るのは、
熱傷(やけど)と
褥瘡(じょくそう)です。
専門家として見ると…
あまりよく知らない先生が作成したのか…?
と思うような問題もあります。
私の試験問題は、
過去問を勉強すれば合格点が取れます。
学生さんには試練の季節ですが、
がんばっていただきたいです。
“試験問題作成”へのコメント
コメントをどうぞ
先生の問題 過去問解くとわかるなんて言っていいんですか(笑) 受験生のみなさん ラストスパート 頑張ってください。