医療問題

薬のもらい方

 昨日の院長日記、
 調剤薬局の選び方に…
 さくらんぼさんからコメントをいただきました。
 とても参考になりました。
 私たち医師は、
 処方箋を出すことはあっても…
 薬局に行って薬をもらうことはまれです。
      ■         ■
 現在の医学教育の中で、
 医療面接という実習があります。
 OSCE(おすきー)と呼ばれています。
 模擬患者さんを診察して、
 適切に対応できたか…?
 判定されます。
      ■         ■
 患者さんと面接する練習はあっても、
 会計をして、
 調剤薬局へ行って…
 お薬をいただく…
 …なんてのは…
 自分が患者にならなければ経験しません。
      ■         ■
 FAXサービスも、
 大きな病院では、
 薬剤師会などの公的な機関が、
 公平に行っています。
 私たち開業医が…
 特定の薬局へ誘導すると、
 ペナルティがあります。
      ■         ■
 大手の調剤薬局は、
 どこも薬剤師不足です。
 ネットで『薬剤師_求人』と入れると…
 すごい数の求人が出てきます。
 調剤薬局間の競争も激しいようです。
 私が学生だった頃には、
 個人の調剤薬局もありましたが、
 今は全国チェーンが主流のようです。
      ■         ■
 クリニックと薬局は無関係なので、
 同じビルの薬局にこだわらず、
 さくらんぼさんのように、
 個人病院の近くにある、
 親切な薬局を、
 かかりつけ薬局にしておくと、
 嫌な思いもせずに、
 早くお薬をいただけると思います。 

“薬のもらい方”へのコメントを見る

TEL 011-231-6666ご相談ご予約このページのトップへ