医療問題
薬のもらい方
昨日の院長日記、
調剤薬局の選び方に…
さくらんぼさんからコメントをいただきました。
とても参考になりました。
私たち医師は、
処方箋を出すことはあっても…
薬局に行って薬をもらうことはまれです。
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現在の医学教育の中で、
医療面接という実習があります。
OSCE(おすきー)と呼ばれています。
模擬患者さんを診察して、
適切に対応できたか…?
判定されます。
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患者さんと面接する練習はあっても、
会計をして、
調剤薬局へ行って…
お薬をいただく…
…なんてのは…
自分が患者にならなければ経験しません。
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FAXサービスも、
大きな病院では、
薬剤師会などの公的な機関が、
公平に行っています。
私たち開業医が…
特定の薬局へ誘導すると、
ペナルティがあります。
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大手の調剤薬局は、
どこも薬剤師不足です。
ネットで『薬剤師_求人』と入れると…
すごい数の求人が出てきます。
調剤薬局間の競争も激しいようです。
私が学生だった頃には、
個人の調剤薬局もありましたが、
今は全国チェーンが主流のようです。
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クリニックと薬局は無関係なので、
同じビルの薬局にこだわらず、
さくらんぼさんのように、
個人病院の近くにある、
親切な薬局を、
かかりつけ薬局にしておくと、
嫌な思いもせずに、
早くお薬をいただけると思います。