医学講座
杉原平樹教授の教え①
昨日、恩師、杉原平樹すぎはらつねき先生のご逝去を知りました。
下の写真は北大形成外科創立50周年記念誌です。
杉原平樹先生は1941年4月6日生まれです。
満79歳はお若いです。
私より13歳年上です。
たくさんのことを教えていただきました。
■ ■
昔の医局制度は家族のようなものです。
お正月には新年家族会がありました。
医局員の家族が集まって、
みんなでお祝いをしました。
私はいい時代だったと思います。
杉原平樹先生の奥様のラーメンを
ご自宅で何度もごちそうになりました。
■ ■
私が研修医の時代は、
上の先生がする手術を見るのが研修のはじまりでした。
自分では到底できない手術ばかりでした。
杉原平樹先生の手術は丁寧でした。
私が丁寧に手術をするのは、
杉原先生の教えです。
キズをやさしく扱うことの大切さを教えていただきました。
■ ■
形成外科医にとって
誰に習ったかというのがとても大切です
最初に雑な手術を教えてもらうと、
手術が雑になります。
車の運転と同じです。
私が大きなトラブルもなく手術ができるのは、
若き日に杉原平樹先生に教えていただいたおかげです。
心からご冥福をお祈りしています。
“杉原平樹教授の教え①”へのコメント
コメントをどうぞ
傷を優しく丁寧に扱うという教えが形成外科医である本間先生の基本にあるのですね。面倒見の良い杉原教授、奥様あったかい方なのですね。杉原教授のご冥福をお祈り致します。
【札幌美容形成外科@本間賢一です】
コメントをいただきありがとうございます。基本に忠実な先生でした。手術が丁寧できれいでした。唇顎口蓋裂や手の先天性疾患など、赤ちゃんの手術もお上手でした。仕事には厳しい方でしたが患者さんへは写真のように優しい目でした。ご冥福をお祈りしています。
本間先生にとってはとても尊敬なさっていた恩師が亡くなられて心情お察し申し上げます。毎年寂しい訃報が増えますね。心より御冥福をお祈りしております。
【札幌美容形成外科@本間賢一です】
コメントをいただきありがとうございます。杉原平樹先生は北大医学部43期で整形外科の荻野利彦先生(47期)より4期上です。手の外科のことを後輩の荻野先生に聞かれる熱心な先生でした。手術が上手でした。日本形成外科学会理事長を歴任されるなど学会でもご活躍されました。心からご冥福をお祈りしています。
運転とおなじ
わかるような気がしました。
私は度胸がないので
運転は慎重でした。
普段の私はそそっかしく
サザエさんと呼ばれています。
ご冥福をお祈り致します。
【札幌美容形成外科@本間賢一です】
コメントをいただきありがとうございます。車の運転と同じだと思います。杉原平樹先生は丁寧で慎重な先生でした。無理な手術はせず、一番よい結果が得られる術式でした。ほんとうに残念に思っています。ご冥福をお祈りしています。
北大病院の看板の横に杉原平樹先生の
ご署名があるのですね。たくさんの
研修医の方に伝授されて慕われた
お医者さまでいらしたのだと思います。
そのようなすばらしい方とお若い時に
繋がりをお持ちになれたので患者さんに
信頼される今の本間先生がいらっしゃる
のだと思いました。
心からご冥福をお祈りいたします。
【札幌美容形成外科@本間賢一です】
コメントをいただきありがとうございます。形成外科教授に就任されて北大病院の病院長にも就任されました。看板に杉原平樹と署名があります。私はいい先生から形成外科を学ぶことができてしあわせでした。心からご冥福をお祈りしています。