医学講座
手術ロボットにはできない陥没乳頭手術
今日は2022年11月3日(木)文化の日です。
私が医師になって43年です。
形成外科の縫う技術は、
40年たっても変わっていません。
68歳の私でも、
縫う技術は手術ロボットに負けません。
形成外科で使える縫うロボットはまだいません。
■ ■
私がまだ現役でがんばっていられるのは、
切ったり縫ったりするのが、
とても難しいからです。
陥没乳頭手術は、
なんちゃって医には無理です。
乳頭の形や陥没具合、
乳房の大きさは個人差が大きいです。
■ ■
同じ人でも左右で違うのが乳房と目です。
私が手術をさせていただいても、
陥没乳頭の再発もありますし、
眼瞼下垂の再発もあります。
手術後のケアーも大切です。
形成外科分野では、
まだまだ手術ロボットに任せられる手術はないです。
自動車の自動運転より難しいです。
68歳でもがんばって手術をする理由です。
手術前
手術後3ヵ月
“手術ロボットにはできない陥没乳頭手術”へのコメント
コメントをどうぞ
切ったり縫ったりするのが、
とても難しい手術も
丁寧で器用な本間先生なら
大丈夫ですね。
何かあった際は
本間先生にお願いしたいです。
その際は宜しくお願い致します。
札幌美容形成外科@本間賢一です
コメントをいただきありがとうございます。40年前と大きく変わったのは携帯やスマホ、TVやネットなどでしょうか?昔と今では大違いです。あまり変わらないのが、手で書く字じゃないでしょうか?字が上手な人はほんとうにきれいな字を書かれます。なかなかロボットにはできないと思います。手術も同じで、手術ロボットが活躍できる分野と活躍しにくい分野があります。皮膚を切ってきれいに縫うのは、部位によって厚さが違いますし、血の出かたも違います。68歳でもまだまだがんばれます。健康に気をつけて手術を続けます。
どれだけ機械化が進んでも、
本間先生のご経験、熟練の技術や感覚を
超えられることはできないと思います。
人の手ではないと出来ない領域が
あると思いました。
先生のお力で困っている患者さんが
救われていくことを応援しています。
【札幌美容形成外科@本間賢一です】
コメントをいただきありがとうございます。お褒めいただきありがとうございます。IT分野などの技術は進歩しました。幸か不幸か、形成外科の縫う技術はなかなか自動化しません。手術ロボットが進歩しても難しい分野だと思います。進歩したのはフィブラストスプレーなどの薬や脱毛レーザーなどだと思います。これからも健康に気をつけて働きます。
家庭科5の本間先生です。私は今でも縫い物は嫌いです。
字も習字を習わなかったから下手なのだと思い、息子たちには習字を習わせたのですが、二人ともいまいちです。
手術ロボットにも勝てる本間先生はすごいです。
今日は北朝鮮からのミサイルが飛んでくるとかでアラームは鳴り、防災は建物に入れと呼びかけ何事かと思いました。
【札幌美容形成外科@本間賢一です】
コメントをいただきありがとうございます。私は体育はダメでしたが確かに家庭科は5でした。習字はちょっと習いましたが好きになれず字はいまいちです。うちでは小学生の時に習字の先生が大好きだった息子が一番上手です。北海道ではJアラートは鳴りませんでした。何度聞いても嫌な音です。ミサイルや戦争はもうやめてほしいです。