医学講座
保険適応の陥没乳頭手術
不妊治療の保険適応に賛成ですの続きです。
不妊治療を保険適用にするために、
私が難しいと考えるのが、
年齢です。
陥没乳頭の保険適応手術を、
陥没乳首の保険適応は40歳まで
…としているクリニックがあるようです。
■ ■
厚生労働省からの通達には、
年齢制限はありません。
授乳障害のある陥没乳頭に対して乳頭形成を行った場合(は保険適応)
単なる美容を目的とするものは保険給付の対象とならない
…と書かれているだけです。
小泉大臣の奥様のように、
40歳を過ぎてから出産される方もいらっしゃいます。
■ ■
札幌美容形成外科では、
授乳障害がある陥没乳頭で、
出産可能な年齢の方は保険適応です。
若い人の手術が多いですが、
たまに40歳の方もいらっしゃいます。
私は吸引器を使っても出ない陥没乳頭は、
ご結婚前の若いうちに手術をおすすめします。
不妊治療が保険適応になっても、
年齢による制限はつけず、
保険医の判断になることを望みます。
“保険適応の陥没乳頭手術”へのコメント
コメントをどうぞ
昔は40代で出産することは、
あまりなかったと思います。
医療技術の発展は本当にすごいと
思いました。出産を希望される方は
お若いうちに手術をすることが
大切だと以前も先生はおっしゃって
いましたね。年齢制限はお医者さま
の判断での保険適応になることは
私も良いと思いました。
【札幌美容形成外科@本間賢一です】
コメントをいただきありがとうございます。年齢制限を国が定めるときっとトラブルになると思います。年齢が高い人ほど妊娠しにくいのは事実なので保険医の判断で決められるがいいと(私は)思います。
陥没乳頭を自覚しないまま
出産を迎える人もいるようです。
若い時に手術を受けられるように
保健体育で
教える事はおかしいでしょうか?
国が年齢制限の定めるのは
トラブルが勃発するでしょうね。
【札幌美容形成外科@本間賢一です】
コメントをいただきありがとうございます。私は高校の保健体育でもっと教えるのがいいと思っています。看護師さんでも助産師さんでも手術で治るということをご存知ない方も多いです。
そうですよね。小泉進次郎さんの奥様、滝川クリステルさんのように、41歳くらいで出産される方もいるので年齢制限はない方がいいと思います。
【札幌美容形成外科@本間賢一です】
コメントをいただきありがとうございます。年齢が高くなるほど不妊治療は難しくなります。不妊治療を受ける方の状態にもよるので40歳とかで区切るより保険医の判断で決められるのがいいと思います。